ブレディみかこ著「ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルー」を読みました。
二つの人種、民族の血が流れるぼくの行動や経験を通じて、多くのことが学べます。
・英国の底辺校では白人の比率が高く、東洋人はいじめられる。カトリック系の方が多様性に富んでいる。
・英国にはピュアな公営住宅がほとんど存在しない。80年代にサッチャーがほとんどを払い下げたからだ。
・多様性がないと楽であるが、無知になる。
・English からBritishさらにEropeanとアイデンティティが拡大されてきた。
・誰だってアイデンティティが一つということはない。
・シンパシーは感情、エンパシーは知的作業。
・英国の公立小学校は保護者のボランティアで成り立っている。
・最近の英国では、orientalが差別語になっている。
深い話が多いですね。
ベストセラーになることもよくわかります。こんな本が売れていること自体嬉しいです。