デイビット・ウェルス著「地球に住めなくなる日」を読みました。
・ロシアでは永久凍土が解けて、トナカイの死骸が出てきて、その炭そ菌で少年が死亡。
・シリア難民の遠因は気候変動と干ばつ。難民は世界銀行の予測によると2050年には1億4000万人と予想する。
・気温が1度上昇したら穀物の収穫量は10%減少する。
・ブラジルのボルソナロ大統領の森林破壊により今後10年で米国が1年に排出する二酸化炭素の2-3倍を排出することになる。
・世界の二酸化炭素の12%は森林破壊であり、25%は山火事である。
・気温が0.5度上がると、武力衝突の可能性が10-20%上がる。
・気候変動問題はSFなどの小説でもっと扱うべき。
地球を巡る戦慄の未来が書かれています。
一度読んでおくと世界を見る視点が養われます。