「地球に住めなくなる日」 | リベラルアーツの精進と実践の日記

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通算97か国訪問し農村・スラムから先端企業徹底取材。世界情勢、歴史、哲学、アート、テクノロジー、ビジネスを繋げ、世界の行方を思索する。

デイビット・ウェルス著「地球に住めなくなる日」を読みました。

 

・ロシアでは永久凍土が解けて、トナカイの死骸が出てきて、その炭そ菌で少年が死亡。

 

・シリア難民の遠因は気候変動と干ばつ。難民は世界銀行の予測によると2050年には1億4000万人と予想する。

 

・気温が1度上昇したら穀物の収穫量は10%減少する。

 

・ブラジルのボルソナロ大統領の森林破壊により今後10年で米国が1年に排出する二酸化炭素の2-3倍を排出することになる。

 

・世界の二酸化炭素の12%は森林破壊であり、25%は山火事である。

 

・気温が0.5度上がると、武力衝突の可能性が10-20%上がる。

 

・気候変動問題はSFなどの小説でもっと扱うべき。

 

地球を巡る戦慄の未来が書かれています。

 

一度読んでおくと世界を見る視点が養われます。