宮沢賢治に学ぶ | リベラルアーツの精進と実践の日記

リベラルアーツの精進と実践の日記

通算97か国訪問し農村・スラムから先端企業徹底取材。世界情勢、歴史、哲学、アート、テクノロジー、ビジネスを繋げ、世界の行方を思索する。

NHK100分で名著「宮沢賢治スペシャル」を読みました。

 

ほぼ終生岩手県花巻市に生活の拠点を置いて、自然からの叡智を得てきた宮沢賢治に学ぶことは大きいです。

 

・文学が続いているのは、人間の心の問題、魂の問題に直結しているから。

 

・賢治は、頭の中で構想して書くというよりは、自然の中を歩き、そこで感受したものをそのまま筆先から文字に変えて書いた。

 

・賢治が生前刊行できたのは、2冊だけ。うち1冊は自費出版。

 

・キリスト教世界では、Iは神との関係で決まる。日本語の場合は曖昧で、私、僕、俺など複数の表現があり、神との関係は曖昧。

 

・賢治は「わたくし」は現象であり、本質は別と考えた。「わたくしという現象」を深く考えることは、宇宙をつかさどる力と結びつく。

 

などなど。

 

今後宮沢賢治についてさらに深く学んでいきます。