NHK100分で名著「宮沢賢治スペシャル」を読みました。
ほぼ終生岩手県花巻市に生活の拠点を置いて、自然からの叡智を得てきた宮沢賢治に学ぶことは大きいです。
・文学が続いているのは、人間の心の問題、魂の問題に直結しているから。
・賢治は、頭の中で構想して書くというよりは、自然の中を歩き、そこで感受したものをそのまま筆先から文字に変えて書いた。
・賢治が生前刊行できたのは、2冊だけ。うち1冊は自費出版。
・キリスト教世界では、Iは神との関係で決まる。日本語の場合は曖昧で、私、僕、俺など複数の表現があり、神との関係は曖昧。
・賢治は「わたくし」は現象であり、本質は別と考えた。「わたくしという現象」を深く考えることは、宇宙をつかさどる力と結びつく。
などなど。
今後宮沢賢治についてさらに深く学んでいきます。