「データの世紀」 | リベラルアーツの精進と実践の日記

リベラルアーツの精進と実践の日記

通算97か国訪問し農村・スラムから先端企業徹底取材。世界情勢、歴史、哲学、アート、テクノロジー、ビジネスを繋げ、世界の行方を思索する。

日本経済新聞データエコノミー取材班著「データの世紀」を読みました。

 

・JR東日本がSUICAの個人情報を消したデータを基にマーケティングをしようとしたら、他のデータと照合して個人が特定されると大きな批判を受けとん挫した。

 

・自分が使ったことがない妻のタブレットに自分の趣味が利用履歴に反映される。

 

・女性活用など賛同しやすいテーマでフォロワーを増やし、その後徐々に誘導したい本音を入れていく。

 

・結婚は職場でも秘密でも、自分のFacebookに、結婚式場や指輪の広告が出る。

 

・香港のセンスタイムは数億人単位の顔情報がある。

 

・匿名で検索をはじめて10時間で、個人を特定して、半年間の詳細な行動が割り出せる。

 

・世界食糧計画(WFP)は、難民の職歴や教育のデータを持ち出せることで他国での就労に繋げる。

 

日経新聞の取材網を生かした良書です。