再生可能エネルギーの可能性 | リベラルアーツの精進と実践の日記

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通算97か国訪問し農村・スラムから先端企業徹底取材。世界情勢、歴史、哲学、アート、テクノロジー、ビジネスを繋げ、世界の行方を思索する。

小泉純一郎著「原発ゼロ、やればできる」を読みました。

 

・高速増殖炉「もんじゅ」には30年間で1兆円がつぎ込まれたがトラブルが続き廃炉になった。でも今も維持費に1日4220万円がかかる。これらのコストは原発のコストに含まれていない。

 

・農地でのソーラーシェアリングは、農地を農業と太陽光の両方に使えることができて一挙両得。農作物は日当たりが良すぎるとかえってよくないので丁度良い。

 

・水力ダムは治水に使われていることが多いが、利水に使えば水力発電量は一気に増える。水力発電だけで30%をまかなうことができる。

 

今後のSDGs時代の再生可能エネルギーの可能性を大いに感じることができる名著です。