凄惨な「野火」 | リベラルアーツの精進と実践の日記

リベラルアーツの精進と実践の日記

通算97か国訪問し農村・スラムから先端企業徹底取材。世界情勢、歴史、哲学、アート、テクノロジー、ビジネスを繋げ、世界の行方を思索する。

塚本晋也監督主演の「野火」を見ました。

大岡昇平の原作は読んでいましたが、映画を見てその凄惨さには息がとりました。

人が人を殺すということがどんなことかを改めて感じます。

また、人の肉を食べないと生きていけないという究極の状況でも思いやりを忘れないという人間の精神の崇高さも描かれています

日本人兵士が被害者的に描かれているので海外でのヒットは難しいでしょう。

しかし、政治家を含むすべての日本人に見てほしい映画です。