大阪・あべのハルカス美術館で開催されている「トーベ・ヤンソン展」に行きました。
スウェーデン系のフィンランド人のトーベ。幼いときから画家になることを目指します。
しかし、第二次大戦で、ソ連やドイツとの戦争を経たフィンランドの荒廃を見て、トーベは落ち込みます。
もの思いにふける中、挿絵と小説であるムーミンを描き出すのです。誰もが最後は幸せになることを望んで。
そのトーベの思いが通じて、ムーミンは世界的大ヒット。
また、ヘルシンキ出身のトーベは、不便な離島である環境抜群のクーベ島で夏を過ごして創作活動をします。
ここでの創作が画家としての大きな成果になりました。
深く思索することと自然豊かな場所に身を置くこと。
クリエイティブになるための1つの要件ではないかと思いました。
つらい時の内省化が大ヒットを生んだのです。