たまにはムーミンの生みの母トーベ・ヤンソンについて考える | リベラルアーツの精進と実践の日記

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通算97か国訪問し農村・スラムから先端企業徹底取材。世界情勢、歴史、哲学、アート、テクノロジー、ビジネスを繋げ、世界の行方を思索する。

大阪・あべのハルカス美術館で開催されている「トーベ・ヤンソン展」に行きました。

スウェーデン系のフィンランド人のトーベ。幼いときから画家になることを目指します。

しかし、第二次大戦で、ソ連やドイツとの戦争を経たフィンランドの荒廃を見て、トーベは落ち込みます。

もの思いにふける中、挿絵と小説であるムーミンを描き出すのです。誰もが最後は幸せになることを望んで。

そのトーベの思いが通じて、ムーミンは世界的大ヒット。

また、ヘルシンキ出身のトーベは、不便な離島である環境抜群のクーベ島で夏を過ごして創作活動をします。

ここでの創作が画家としての大きな成果になりました。

深く思索することと自然豊かな場所に身を置くこと。

クリエイティブになるための1つの要件ではないかと思いました。

つらい時の内省化が大ヒットを生んだのです。