イランの影響力が世界で高まるであろう核合意 | リベラルアーツの精進と実践の日記

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通算97か国訪問し農村・スラムから先端企業徹底取材。世界情勢、歴史、哲学、アート、テクノロジー、ビジネスを繋げ、世界の行方を思索する。

イランが、米国をはじめとした6か国と核問題について合意に到達して、制裁が解除される運びになりました。

イラン革命と米国大使館人質事件から36年。

長く国際社会の中枢から締め出されていたイランが国際社会の中枢に出て行く契機になると思います。

イランを知る人が異口同音に語るのがイランの民度の高さ。

古代ギリシャと対等に戦った古代のアケメネス朝ペルシャの時代からペルシャ・イラン人の政治・経済の能力は卓越したものがあります。

過激という印象があるかもしれませんが、大統領選挙はあり民主的に選ばれているのです。

助成が抑圧されているという指摘は一部当たっている面がありますが、サウジなどと比べて、制約は緩やかです。

中東のシーア派の国(イラク、湾岸の国の一部、シリア)だけでなく、広く世界に影響力を高めていくことになると思います。

ビジネス上のパートナーとしての意味も高まるでしょう。