最近、社中で参加した
展覧会に出品した作品です。
〔七言絶句・条幅(半切)作品〕
以前草稿で書いて掲載したものが
案外しっくりきていたこともあり、
文言を再度確認し、
少々書き込んで仕上げました。
変換不能な文字もあるため、
個々の配置は割愛しますが、
詩の内容は秋の夜長を謳ったものです。
〔解説〕
1.墨継ぎ位置
書き出し含め下記の3箇所(緑部分)になります。
2.余白を意識
文字の形・大小に変化を付け
余白(緑部分)を意識して
作品に動きを与えました。
3.うねりによる変化
字と字に一定の流れを設けて
少々うねりを出してみました。
上記のような狙いはあるものの、
やり過ぎ感を避けるため、
あくまで平常心で書くよう心掛けました。
作品を選ぶ際は、細かい所は気にせず
全体の雰囲気で選ぶようにしています。
そして最終的には客観的な視点から
師匠に選んで頂くようにしています☆
草書体中心の作品であるため、
書を専門にされていない方にとっては
読めない字が多いと思います_(_^_)_
作品を感覚的に捉えて頂ければ幸いです。
書道家・鈴木曉昇