2075 霧島神社 | 行政書士 みんみんのblog  

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2075

 

霧島連峰に登る前日、

霧島神宮におまいりしました。

 

 

霧島神宮というのは、

火山の噴火などで何度も焼け、

 

焼失するたびに

社殿の位置を移し 再建した、という歴史があります。

 

うがった見方をしがちな私は、

 

火 (炎) の連想から、

 

祖神であるところのニニギノミコトが

妻のコノハナサクヤ姫を疑ったため、

コノハナサクヤ姫は出産のとき

 

産屋に火を放ち、

火の中で無事に出産し身の潔白を証した、

 

という物語などを

 

なんとな~く、思い出したりしました。

 

以前あった元宮(もとみや)の跡地ということで

 

山頂近くに、古宮址(こぐうし)と呼ばれる小さな祠がありましたが、

 

あんなに山の上の方にあったのでは、

火山が噴火したとき火にのまれて燃え落ちた、というのも

容易に想像でき、なぜ、

あのような場所に元宮を建てたのだろうと不思議に思いました。

 

それにしても神殿の歴史としては

まれにみるほどの度々の焼失でしたので、

 

何とはなく〝霧島神宮” には、火にまつわる因縁があるのでは、

なんて・・・思ってしまいました。

 

 

 

 

 

日光東照宮を思い出すような

絢爛華美な朱塗りの本殿でした。

 

 

ご祭神がどの神様なのか、

などということには普段興味を惹かれないのに、

この旅においては、 しっかり目を通しました。

 

 

ふむふむ ご祭神がニニギノミコト 

(天照皇大神の孫ですね だから天孫)

 

その曾孫であるカムヤマトイワレヒコノミコトが 

神武天皇 

即ち わが国の初代天皇 となり、

 

この血統がず~っと現代まで続き、そして

 

124代  昭和天皇

125代  上皇陛下

126代  今上陛下

 

となっている、のです。そう書いてあります!

 

神話に始まるこの国の歴史、

実在した天皇は誰で、物語上の天皇は誰なのか、など

興味はつきませんが、ともかくも、

こんなにも続く皇位継承の流れの中で

 

今上天皇(令和天皇)が即位されたとき、

126代目を受け継ぐ覚悟はいかばかりであったろうと、

 

神代(かみよ)の時代からの流れの長さと

天皇が神事、祭儀を務められることの意味を考えると

何やら心打たれるものがあり、

万感の思いを味わいました。

 

 

さて

次は、いよいよ鹿児島県から宮崎県へ場所を移動して

 

高千穂神社、天岩戸神社、天安河原神社と回ります。

絶景の高千穂峡へ

と思ってワクワクしていたら、

 

夜、震度4の地震が起きました。