行政書士 みんみんのblog  

行政書士 みんみんのblog  

  人生は山あり谷あり。冒険の旅。
  みんみんから あなたへ贈るブログ ”Life is simple, full of pleasure"

2000年、16年間の専業主婦生活にピリオドを打ち、独立開業しました。

起業してみると、見るもの聞くもの体験する全てが初めてのことばかり。

夢中で学び、必死に努力した11年間でした。
ようやく軌道にのったところで・・・・突然、今度は、アメリカへ。

夫の渡米に伴い マサチューセッツ州ボストンで暮らしました。

事業を中断して渡った米国での暮らしは、見るもの聞くもの体験するもの全てが初めての世界。

2年4カ月をボストンで過ごし、たっぷり異文化体験した後、帰国いたしました。

帰国後、事業を再開。
毎日、新鮮な気持ちで元気にお仕事しています。

日々の感謝をゆるく綴ります。 ~ あなたの笑顔が私の喜び ~ 





2076

 

霧島連山の高千穂峰 と 

宮崎県の高千穂峡、

 

それぞれ『高千穂』と

名前がついていますが、

 

距離にして 結構離れています。

 

車で3時間ほどかけて移動しなければなりません。

 

でも、

行ってみたくて あせる

宮崎に一泊してきました。

 

 

天岩戸(あまのいわと)神社は

神話の舞台となったところです

 

 

 

まずは東本宮に参拝し、

 

次いで西本宮へ行き、

 

その後、河原に沿って小道を下っていき

洞窟の中にある天安河原神社(あまのやすかわら神社)

 

古事記では

〈 あめのやすのかは 〉と記されている場所

 

へ向かいました。

 

 

神話では、

 

イザナギが川で禊(みそぎ)をしたときに、

 

左目から天照大御神(あまてらすおおみかみ)が、

右目からは月夜見尊(ツクヨミ)が、

そうして鼻から

須佐之男命(スサノオノミコト)がお生まれになったとあります。

 

なぜイザナギが禊をしたか、も有名な話ですが、

その話はまた今度にして

 

このとき、

 

天照大御神は日をつかさどる太陽神として生まれ、

父であるイザナギから

高天原を治めるよう言い渡されます。

 

月夜見尊(ツクヨミ)は夜を

 

須佐之男命 (スサノオ) は海原を

 

治めるよう言われました。

 

それなのに、

泣き虫スサノオノミコトは

(後にヤマタノオロチを退治する勇者になるのですが)

 

よい大人になっても

 

『母 (イザナミ)が死んでしまった、

会いたい、会いたい、恋しい、恋しい』と

泣きわめき、

 

ちっとも海原を治める仕事を果たしません。

 

それでついに 天を追放されることとなりました。

 

お別れの挨拶をしに

姉である天照大御神の元を尋ねるのですが、

 

泣き虫のくせに暴れん坊でもあったスサノオノミコトは

そこで、田んぼのあぜを壊したり

機織り小屋に馬を投げ入れたりします。

 

スサノオの乱暴は、ただの乱暴ではなく、

勝ちさび(勝佐備)というもので

『あめのやすかは』で光を得たための 思い上がり だったのですが、

 

とはいうものの、

あまりに度々の狼藉に

とうとう、天照大御神さまは岩戸の中にお隠れになります。

 

太陽の神様が岩戸の中にに隠れてしまったため、

世の中が真っ暗になってしまった、

というくだりです。

 

さあ大変。

高天原は闇に覆われてしまいます。

 

困ってしまった八百万神(やおよろず)の神々は

集まって一計をはかり、

 

アメのうずめに舞を踊らせ、

皆でにぎやかに祝いの宴を催します。

 

何事かと外の様子を見たくなった天照大御神が

薄く岩戸を開けたところを

手をつかんでぐいと引っ張りだした、という伝説です。

 

そして世界に光が戻った、という話。

 

実はこの物語、

とてもとても深い諭(さとし)が含まれています。

 

天照大御神は

スサノオの乱暴に怒って姿を隠したのではなく、

 

「みかしこみ」をされて

(じっと考える みつめる 責任を引き受ける 反省をする)

 

『 天岩屋戸(あまのいわやと)を開きて

刺し籠り座しましき(さしこもりましましき 』

 

と古事記には書かれています。

 

覚悟のおこもりだったのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、いよいよ高千穂神社です↓

 

 

それから

高千穂峡。
 
実はこの高千穂峡でボートに乗り、
滝を下から見上げてみたかったのですが、
 
前夜の地震で、ボートは禁止になってしまいました。
 
美しく迫力ある真名井(まない)の滝

 

 

 

滝からの帰り道でみつけたアオダイショウ

 

「蛇を見ると、縁起がいいと言うからね」と

教えてもらいました。そうなん? 

 

 
 

 

水がきれいで、山に囲まれ、自然豊かな国。

 

それが 私たちの国であることに

こころから感謝いたします ニコニコ

 

また

天原(たかまのはら)に対して

現し国(うつしくに)と呼ばれる私たちの世界。

 

本当の仕事を行うときには、

天安河(あめのやすのかは)を見つけ、

 

その中に入って

禊をしなければならない、

『安河』は〝命の河”  ”光の河”でもあって、

〈 あめのやすのかは 〉と一つになれば、

絶対安心の境地にはいる、と書かれています。

 

実は現し国にも安河はあり、

 

この安河の見えない人には、

本当の仕事 (結び ムスビ)はできない、のだそう。

 

絶対安心の境地に入ることのできる  かは (河)とは

一体 何なのでしょう。

 

 

2075

 

霧島連峰に登る前日、

霧島神宮におまいりしました。

 

 

霧島神宮というのは、

火山の噴火などで何度も焼け、

 

焼失するたびに

社殿の位置を移し 再建した、という歴史があります。

 

うがった見方をしがちな私は、

 

火 (炎) の連想から、

 

祖神であるところのニニギノミコトが

妻のコノハナサクヤ姫を疑ったため、

コノハナサクヤ姫は出産のとき

 

産屋に火を放ち、

火の中で無事に出産し身の潔白を証した、

 

という物語などを

 

なんとな~く、思い出したりしました。

 

以前あった元宮(もとみや)の跡地ということで

 

山頂近くに、古宮址(こぐうし)と呼ばれる小さな祠がありましたが、

 

あんなに山の上の方にあったのでは、

火山が噴火したとき火にのまれて燃え落ちた、というのも

容易に想像でき、なぜ、

あのような場所に元宮を建てたのだろうと不思議に思いました。

 

それにしても神殿の歴史としては

まれにみるほどの度々の焼失でしたので、

 

何とはなく〝霧島神宮” には、火にまつわる因縁があるのでは、

なんて・・・思ってしまいました。

 

 

 

 

 

日光東照宮を思い出すような

絢爛華美な朱塗りの本殿でした。

 

 

ご祭神がどの神様なのか、

などということには普段興味を惹かれないのに、

この旅においては、 しっかり目を通しました。

 

 

ふむふむ ご祭神がニニギノミコト 

(天照皇大神の孫ですね だから天孫)

 

その曾孫であるカムヤマトイワレヒコノミコトが 

神武天皇 

即ち わが国の初代天皇 となり、

 

この血統がず~っと現代まで続き、そして

 

124代  昭和天皇

125代  上皇陛下

126代  今上陛下

 

となっている、のです。そう書いてあります!

 

神話に始まるこの国の歴史、

実在した天皇は誰で、物語上の天皇は誰なのか、など

興味はつきませんが、ともかくも、

こんなにも続く皇位継承の流れの中で

 

今上天皇(令和天皇)が即位されたとき、

126代目を受け継ぐ覚悟はいかばかりであったろうと、

 

神代(かみよ)の時代からの流れの長さと

天皇が神事、祭儀を務められることの意味を考えると

何やら心打たれるものがあり、

万感の思いを味わいました。

 

 

さて

次は、いよいよ鹿児島県から宮崎県へ場所を移動して

 

高千穂神社、天岩戸神社、天安河原神社と回ります。

絶景の高千穂峡へ

と思ってワクワクしていたら、

 

夜、震度4の地震が起きました。

 

2074

 

高千穂峰(たかちほのみね)は、

 

古事記や日本書紀に登場する、

『天孫降臨の地』とされています。

 

天孫とは何か、

降臨とは何か

 

日本神話はとても面白く、

 

神々が住まう高天原(たかまがはら)から

天照大神(あまてらすおおみかみ)の命を受けて、

その孫であるニニギノミコトが

日向(ひゅうが)の高千穂の峰に降り立ち、

 

葦原中国(あしはらのなかつくに 日本の祖)

を治めることになった、とあります。

 

その子孫 神武天皇が初代天皇となり、

 

紀元前640年 (紀元前!)

 

我が国が建国されたのです。

 

 

初代神武天皇から今上天皇まで実に126代続いています。

 

2024年の今年は、

皇歴でいえば 皇記2664年。

こんなにも 長く長く続いている 我が国なのです。

 

しかも その始まりが、

 自由を求めて独立戦争を戦い抜いて独立した、とか

 革命を起こして王政を倒した、とか

 新天地を開拓した、というのではなくて、

高天原から神様がおりてきて、というところから始まるという、

何とも不思議な国の始まりなのです。

 

天地開闢(てんちかいびゃく)といって、

何もない混沌の中から、

初めに

天之御中主(あめのみなかぬし)さまが宇宙神として出現します。

天地創造の物語にも似て、

ひとり神が幾柱もあらわれ (神様は1柱、2柱と数えます)

やがて男神(おがみ)女神(めがみ)が現れ、

イザナギ、イザナミの神によって

国生み、

神生み、が行われ

月や夜や山や火や川、自然、が作られていきます。

 

神話の世界が、国の歴史のはじまりとなっているのです。

 

この話を始めると止まらなくなるのでもうやめます 笑

 

高千穂峰は、

従って 信仰の山であり、修行の山なのです。

 

頂上

 

 

登山道の入口 

 

 

 

 

 

 

 

 

春であったなら、

可憐なミヤマキリシマ (可憐なつつじが有名)で

周囲一面ピンク色の花畑になるところ、

夏山なので緑一色でした。

 

 

 

 

岩場が多くてすべりやすく、

何度もバランスを崩し、転びそうになりました。

 

 

頂上には天の逆鉾(あまのさかほこ)が突き刺さっています。

レプリカだそうですが。

 

 

所説いろいろあって、

ニニギノミコトが突き立てたとも、

坂本龍馬がこの天逆鉾を抜いた、などとも言われています。

 

天逆鉾は、霧島東神社の社宝でもあるとのことで、

宮司さんから聞いた話では、

大勢の山伏の修行の山だったそうな。

 

頂上の岩には

『天孫ニニギノミコト降臨の霊峰』と記されていました。

 

 

この登山の途中、

『埼玉から来た』と説明したら、

とても多くの登山愛好家の方々と仲良くさせていただきました。

遠くからよく来た、という歓迎を受け、

なぜか、全然知らない人のグループに呼ばれたりして

一緒に記念撮影の輪の中に入れてもらいました。

 

霧島火山群は、周辺に山々が連なりお勧めの山がいっぱい、だそう。

いろんな山の説明を受けたのも楽しく、

 

山好きなおじさん、おばさん、若い人たち、

みんな いい笑顔でした。

 

パリ五輪 真っ最中ですね。

悲喜こもごも感動の毎日ですが、皆さま

お元気でいらっしゃいますか?

 

私は、夏生まれですので、

先日 お誕生日を迎えました。

 

美しいお花や素敵なプレゼント、たくさんのメッセージもいただき、

本当にありがとうございました (^^)/

 

なんという幸せ者なんだろう、とつくづく思います。

心からお礼申し上げます!

 

お陰さまにて

元気に66歳を迎え (キャー 爆  笑爆  笑爆  笑 キャー)

 

相変わらずワーカーホリックな毎日ながら、

 

 

お誕生日を山で楽しむため、

思い切って仕事を脇に置き、夫と一緒に 九州へ行ってきました!

 

羽田から鹿児島空港まで飛び、

レンタカーを借りて 鹿児島県と宮崎県の県境まで走り、

 

九州 霧島連峰の最高峰、

 

 韓国岳 (からくにだけ)

 高千穂峰 (たかちほのみね)

 

の2座を2日に分けて登りました。 

 

 

えびの高原から出発すると、

最初に見えたのは、硫黄岳からもくもくとあがる煙。

 

汗だくで韓国岳の山頂を目指して登りました。

 

翌日登攀する予定の高千穂峰を眺めながら、

まずは韓国岳の頂上目指して。

 

 

 

火山群の山々なので、

登り始めは緑美しい樹木林の中を歩いていくものの、

やがてガレ場の急登になります。

 

お天気に恵まれ、

頂上からは桜島がよく見えました。

 

薩摩半島の最南端にある開聞岳(かいもんだけ)までも見え、

絶景でした。

 

左奥が開聞岳。 右手が桜島。

 

 

 

 

大浪池(おおなみいけ)もきれいに見えました。

 

 

 

 

とりあえず韓国岳の写真だけですが、

高千穂峰登山の写真も載せたいです~。

高千穂峰は、韓国岳よりもさらに過酷な火山岩の山でした。

 

時間あればアップしますね。

 

初日は霧島神宮などを観光し、

2日目 韓国岳、

3日目 高千穂峰

と登山を楽しみ、4日目は宮崎へ移動して

 

 高千穂神社

 天岩戸神社(あまのいわとじんじゃ)

・・・天照大御神が天の岩戸に隠れたという神話にちなんだ地

 高千穂峡

 

を味わい、熊本空港から羽田へ戻ってくるという、

結構ハードなスケジュールでした

 

 

実は、

日本について 何だかいろいろとよく考えるようになってきたこの頃、

 

日本国史や古事記の世界に猛烈に惹かれるようになりました。

 

特に神話からつながるわが国の始まりの始まりの物語。

そこに書かれている、美しくて深い言葉には

えもいえぬ感動を覚えます。

 

我が国は、

『うしはく』(争いに勝ち統治する)の国ではなく

『しらす』(民を守り統治する)の国ぞ、というくだりがあります。

天照大御神さまが、国ゆずりを迫る場面です。

 

私たちは日本の神話をどれほど知っていただろうか、と思います。

 

知れば知るほど、

天孫降臨の地と呼ばれている高千穂の山に行ってみたくなったというわけ です。

 

というわけで、

 〝古事記に記された『天孫降臨』の地を味わいめぐる旅”

という、夏休み旅行になったのでした。笑

 

ちょっと早目の、

とても素敵な夏休み。

 

少し長くなりますけれど、

ひさびさにブログを書いてみたくなり、

続きの高千穂峰登山と

高千穂の神々のお社をめぐる話も、 時間あれば綴ってみようと思っています。

 

酷暑続く毎日ですが、皆さまもご健康をお気をつけて

この夏を楽しんでくださいませ。

 


 

№2072

 

本日は、倫理法人会で講話をさせていただきました。

 

ご参集いただきました皆さま

ありがとうございました!

 

倫理法人会に入会してから、

嘘偽りなく、自分の気持ちを素直に言葉に出す、と決めました。

 

未熟者ではあっても、

恥ずかしくはあっても、

 

あるいは鼻につくと嫌われることがあっても。

 

 

 

勇気のいることではありますが、

 

自分のこの想い、

この考え、を

言葉にして伝えていこうと思うようになりました。

 

 

ボストンから帰国して早10年。

 

「ではの神」になってはいけないから、と

  ボストン『では』・・・

  アメリカ『では』・・・

といった話をするのを自分に禁じてきましたが、

 

 

実は日本を離れたからこそ、自分の中に見えてきた想いがありました。

 

 

民族とは

国とは

時代とは

歴史とは

 

日本という国について考えること、知ること、

感じること、味わうこと

をとても大切に思ってきました。

 

私自身が、自分の無知に気づいた日から、

ずっとずっと秘してきた想いを

今日は、正直に話させていただきました。

 

皆さま

本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

№2071

 

8月8日。

こんなに酷暑が続いているのに、すでにして

立秋。

 

さて、わたしは

 

朝6時半から

ホテルで、モーニングセミナー。

 

本日は私が講話をさせていただきました。

 

お集りいただきました皆さま、誠にありがとうございました。

 

自分のことを赤裸々に語るのは

 

ちょっと恥ずかしかったよ。

 

 

№2070

 

今年もまたお誕生日が巡ってきました。

 

7月28日は私の誕生日でした。

 

たくさんの方から

元気の出る素敵なお祝いメッセージをいただきました。

 

プレゼントもいっぱい頂戴し、

本当にほんとうに、ありがとうございましたドキドキ

 

いつのまにか

高齢者になっちゃいましたけど、

 

今後とも何卒よろしくお付き合いの程

お願い申し上げます。

 

幸せだな 私。

 

Thank you guys!I'm so happy.

 

№2069

 

なんと・・・

今年は1月に更新したきり。このブログ。

ご無沙汰いたしましたあせる

 

行政書士として日々の許認可申請業務に追われ、

講師としての仕事もあり、

 

現場の待ったなしの課題や、

Gマークのご相談、

2024年問題等、

コンサル業務にも追われ、

 

とんでもなく

多忙な日々を送っていました。

 

『忙しい』とは決して言いたくないニコニコ ので、

 

もーお、最高っ!

 

なんて言葉で自らを鼓舞し(ごまかし?)

(何が最高なんだか 笑)

 

まさに 『運命自招 (うんめいじしょう)』

 

運命とは、

自ら招く、自作自演の人生劇場

 

『今』

『ここに在る、この私自身が』 

人生という舞台の上で、

みんみん人生劇場を『演じている』

 

脚本・主演・監督… すべて己自身。

 

体験している現実を、

誰のせいにできるわけもなく、

 

全ては自らの責任で、

自らの望むとおり、

体験しているだけなんだと、

 

やっと、近頃、

何とか実感できるようになりました。

 

全ては運命自招。

 

こう書くと、

判る人には解っちゃうかも、しれませんが、

 

実は、そう。

ひょんなきっかけがあり、毎週 火曜日の早朝、

経営者の集まり出ています。

 

その記事も、いつかアップいたしますね。

 

先日なぞは、

その会の仲間で「大人の遠足」へも行きました。

皆でそろって

戦後、マッカーサーの指令室が置かれた第一生命本社ビルへ行ってきました。

 

あ~書きたいことがいっぱい。

たくさんの想いがあふれてきて、あれもこれも書きたい。

 

今日は、毎年恒例の、夏山登山について書こうと、

久しぶりにブログを開いたのだけれど、

書きたいことがこんなにもこみあげてくるなんて

・・・・困ってしまいます。

 

やはり、

少しずつ、書き残しておくべきでした。

 (反省)ショック!

この半年間の間に

実にいろいろ、いろいろ、ありました。

 

ということで、とんでもなく前置きが長くなりましたが、

 

とりあえず、今日は、

毎年恒例の、夏山登山について書きますビックリマーク

 

今年は、

7月15日からの3連休を利用して、

富山県と長野県の県境にまたがる立山連峰に登ってきました。

 

下界は過酷な猛暑だというのに、

 

山の上の世界は、

 

霧と雪、雨と強風の世界 でした 叫び

 

備忘録兼ねて、写真いっぱい載せます。

お時間あるときにどうぞご覧ください。

 

 

 

 

 

     

夏でも雪渓が残っていました。

 

 

長野県側から登ることにし、埼玉を早朝に出発。

 

扇沢のバスセンター駐車場に車を置き、

 

電気バス →  ケーブルカー →  ロープウェー 

を乗り継ぎ、

標高2450mの、室堂平まで。

 

 

 切符

バス、ケーブルカー、ロープウェイの往復切符。

 

 

電気バスでトンネルを抜けていきます。

 

ケーブルカーに乗り継いで。

 

最後はロープウェーで。 

 

 

 

 

山荘に到着。

初日は室堂平の山荘に泊り、

お天気を心配しながら、まずは足慣らしの

周辺散策をしました。

 

 

ライチョウの親子に遭遇。

滞在中、2度もライチョウに出会えました。

 

 

火山湖のみくりが池。

 

 

ひゃ~、雪渓が残ってる~と大騒ぎ。

 

雪渓の下は空洞になっているところもあり、

溶けた水が流れだして、

冷たくてきれいな流れになっていました。

 

高山植物もさりげなく美しく

イワカガミ

 

ミヤマキンバイ

 

いっぱい可憐に咲いていました。

 

初日の夜は、

満天の星空を期待していましたが、

あきらめて、

ひたすらお天気の回復を祈りながら眠りにつき、

 

翌早朝 出発。

 

登山者の多くは、とりあえず山頂に行ってみるしかない、と

同じような時間に出発していきました。

 

 

 

 

古来、立山は山岳信仰の深い山として知られています。

 

途中には祠やお地蔵様がありました。

 

 

 

 

一の越までは石畳の道が続きます。

 

一の越を過ぎると、岩がごろごろある急坂のガレ場。

 

雨が降ってきたり、霧が濃くたれこめたり、

強風にあおられたり。

 

 

転ぶかもと不安な思いもし、

 

一歩一歩、

自分のペースを保ち、ゆっくりと歩きました。

 

 

登り道には、石に、赤いペンキで印がつけられていました。

下りは黄色いペンキ。

 

浮石も多く、うっかり足をのせようものなら危険ですし、

落石は

他の登山者に迷惑がかかりますので、慎重に。慎重に。

 

 

束の間、

霧の晴れ間に

山の稜線がくっきりと見えたりもしたのですが、

 

すぐにまた霧に覆われてしまう、

といった不安定な山の天候でした。

 

手持ちの温度計で、気温は10度。

 

でも、体感温度はそれよりずっと低かった気がします。

何枚も着込んだ上にヤッケを着ていましたが、

手袋をしていても手が凍えました。

 

山頂。

雄山(おやま)。3003m。

 

鳥居があり、手前に峰本社と社務所がありました。

 

鳥居をくぐると、さらに急な石段が続き、てっぺんにお祠が祭ってあります。

 

お天気がよいと頂上でお祓いをしてもらえるそうですが、

あいにくの天気だったので、

 

社務所の中で、

神主さんに祝詞をあげてもらい、お祓いを受けました。

 

この後、大汝山(おおなんじやま) 3015m にも登りました。

 

立山連峰というのは、

 雄山(おやま)

 大汝山(おおなんじやま)

 富士の折立(ふじのおりたて)

の3座を指します。

 

初心者ながら、今回は 主峰の2座に登れたので大満足。

 

山荘で持たせてもらったお弁当を食べ、

お湯をわかしてコーヒーを入れ、

 

 

 

雨に濡れて、髪ボサボサ高齢者夫婦。ひどい有様です。

 

周囲は霧で真っ白だったけど、

とりあえず、よく登りました、ということで、

記念写真を撮りました。

 

 

さあ、下山開始です。

 

 

 

ガレ場が終わると

石畳の登山道がうねうねと続きます。

 

登山道の先、右上方に見える雪渓を

先を歩く登山者が渡っているの、見えますでしょうか?

 

私もここを歩いてきました。

 

 

無事、下山しました。

 

 

番外編。

 

黒部ダム

このダム完成までの大変なドラマと殉職者に合掌。

 

 

温泉に浸かって疲れを癒した後、

 

長野とくれば善光寺かな、と寄り道し、

 

 

山門の仁王様の大きな足にびっくりし、

 

 

牛にひかれて善光寺まいりの牛さんの背中を撫でてきました。

 

不信仰なおばあさんの元へ阿弥陀様の化身の牛が現れ、

干していた布を角にひっかけ持っていってしまうという話。

おばあさんが追いかけていくと、

気づいたら、善光寺にたどりついていたという話。

おばあさんは以降心を入れ替え、

信仰厚く暮らしました、という話。

 

 

少し早めのみんみんの楽しい夏休み、

 

無事 終わりましたー。チョキ

 

 

この夏、九州や東北で豪雨の被害が相次ぎ、

関東では危険な暑さが続いています。

皆様どうぞご自愛くださいませ

被害にあわれましたご家族様には一刻も早い復旧をお祈り申し上げます。

みんみん

 

 

 

№2068

 

 

 

1月2日

ガイアシンフォニーの龍村仁監督が

82歳でお亡くなりになりました。

 

とても哀しいですが、すがすがしくもあります。

 

自分の人生を貫き、

ドキュメンタリー映画 『地球交響曲第一番』から

『地球交響曲第九番』まで

 

 

見事に描ききって

去っていかれた龍村仁監督。

 

心よりご冥福をお祈り申し上げます。

 

 

 

この1月、

東京都写真美術館で ちょうど

 

星野道夫写真展を鑑賞し、感動に震えて帰ってきたところでした。

 

星野道夫氏は、

龍村監督がカメラで追うはずだった写真家です。

 

アラスカという極北の自然を撮り続けた素晴らしい写真家で、

40歳の若さで、

熊に襲われて亡くなるというアクシデントのため、

生きて地球交響曲のフィルムに収まることはありませんでしたが、

地球交響曲第3番に登場いたします。

 

 

 

龍村監督のガイアシンフォニーに登場する人物は

 

星野道夫氏も含めて、総じて、

自らのこころの深いところから響く、声なき声に忠実に生きる人たちであり、

 

どんな逆境に置かれても、

自分を貫き、素直に生きる人たちです。

 

その『自分』とは、

 

個々の『わたし』 などではなく、

 

『わたし』のうちに静かに存在する、

たぶん、母なるガイアとつながっている

 『自分』や『わたし』

のことなのでないか。

 

その自分の声に素直に従う、ということは、

即ちガイアの声を聴く、ということなのではないか

そんな風に思えてきたりします。

 

イギリスの生物物理学者ジェームズ・ラブロック博士の唱える、

『ガイア理論』・・・

 

地球はそれ自体が一つの生命体である、という考え方があり、

 

龍村仁監督はその理論に共鳴し、

 

『地球交響曲 ガイアシンフォニー』と名付けた、

オムニバスのドキュメンタリー映画を

ずっと撮り続けてこられました。

 

見事、という他ありません。

 

 

龍村仁事務所からのメールマガジンには、

 

『ただ死を闇雲に哀しむことは、

故人の望むところではないということは重々承知とはいえ、やはり寂しさが募ってまいります。
 

今後とも、

龍村仁の遺した作品が皆様の生きる力になれることを心から願いつつ、

惜別の言葉とさせていただきます。
 

妻 龍村ゆかり 龍村仁事務所スタッフ一同』

 

とありました。

涙が出ます。
 

監督、本当にお疲れさまでございました。

ありがとうございました。

 

№2067

 

セミナーがいよいよ明日に迫りました。

 

↓ クリックすると音が出ます 私の顔も出ますので ご注意を 笑)

 

オンラインセミナー (物流ウィークリー代表・M&Aコンサルタント・行政書士 特別対談)

 

 

 

セミナー対象はM&Aを検討されている物流事業者様です。

 

2023年問題、2024年問題など課題山積の、大変な物流業界。

 

私は全力で地場の事業者様を応援しておりますが、

 

話をするのには慣れておりませんので、

このセミナーでは ほんの少しだけ

現場の大変さをお話すべく登壇させていただきます。

 

対談では

物流ウィークリーの高田社長様と

M&Aキャピタルパートナーズの菊池部長様と

ご一緒させていただきます。

 

告知の動画サイトがとっても派手で恥ずかしいのですが、

一時の告知で、すぐに消えてしまう動画サイトですから、

思い切ってここへ 載せておきます。

 

もしタイミングがあえばご笑覧くださいませ。