12年前に書いた寄せ書きの話 | 行政書士が6人。のブログ

行政書士が6人。のブログ

行政書士6人がリレー形式でつづるブログです。

今日の担当は廣瀬さやかです。

 

【金澤さんからの質問の答え】

 

やるなら美術スタッフがいいです。

 

ゼロから生み出すクリエイティブな仕事への

憧れはずっとあるので、

小道具を考えたり作ったりしたいです。

 

 

でも、

やっぱりテレビは見る側でいたいです。

 

 

 

 

 

 

 

先日、インドネシア人の相続案件で

紛争性が出てきたので、

提携しているインドネシア語ができる弁護士に

引き継ぎをしました。

 

 

イスラム相続法が適用されるため

インドネシアにいるインドネシア人弁護士の

協力を得てのややこしい案件です。

 

 

 

 

弁護士からひと通りの説明が終わったあと、

 

「こんなことをお願いできる人は、

 日本で他にいないですね。」

 

と相談者の方。

 

 

 

 

その言葉を聞いて、

ニヤリとすると同時にふと

大学卒業時に書いた寄せ書きを思い出しました。

 

 

 

 

 

 

 

「誰にも真似できないことをしたい」

 

 

 

 

 

 

 

たしかそんなことを書きました。

 

スピッツの『ルキンフォー』の歌詞から

パクった言葉です。

 

 

 

 

 

 

 

行政書士になってからずっと

そんな言葉は忘却の彼方だったのに、

なぜかふと脳裏に蘇ってきたのです。

 

 

当時23歳だった私は

弁護士になりたいと法科大学院進学の道を選び、

でも弁護士になれる保証はなくて

不安しかなかった卒業間近の時期。

 

 

何者になれるかわからないながらも、

ただ、自分にしかできないことをしたい

という思いだけは強くあって、

書き記した言葉。

 

 

 

 

 

 

 

あれから12年。

 

 

あのとき描いていた将来像とは

いくぶん違う今になったけれど、

いつの間にか

誰にも真似できないこと、

できてるじゃないか、私。

 

 

周りから

「インドネシアだけじゃなくて

 ベトナムとかもっと国を広げた方がいいよ」

と言われることがよくあるのですが、

 

「まぁ、そうですね」

と同調しながらほんとは

 

「そんなことにはまったく興味ないんだよな」

と思っています。

 

 

他にできる人がいるなら

私はその分野にはもう興味はなくて、

ものすごーーーーーーーーくニッチだけど

確かにニーズはあって

でも誰もやっていない、

そんな分野をとことん突き詰めたいのです。

 

 

たぶんどっか頭おかしいんだと

自分でも思うけれど、

私の根っこにあるのは

「誰にも真似できないことをしたい」

という思いなのだと

改めて認識させられたのでした。

 

 

 

 

 

 

 

そういえばこのブログも

「誰にも真似できないことをしたい」の一環で

始めたんだったけな。

 

 

6人が5人、4人と減ってきて

記事の更新もぽつりぽつりではありますが、

「行政書士が1人。」になるまでは

続けていきたいと思いますので

来年もご贔屓にしていただければ幸いです。

 

 

 

 

 

読者のみなさま、

よい年末年始をお迎えくださいませ。

 

 

また来年お会いしましょう~

 

 

 

 

 

 

 

【次回担当の方へ】

 

2020年の抱負を語ってください。