前々から薄々感じていたけど、

「金を集めた側」にとっては、

いわゆる一般国民は「金を費やす価値がない」モノなんでしょうね。

 

国内の事案については、

「我が国には金がない。借金だらけ。」

「だからみんなで少しづつ出し合って助け合おう」

の論理展開で、結局増税。

税金じゃないと言っても、「支払わなければならないお金」は結局税金です。

 

といいつつ。

 

外遊先では何億、何千億の資金を提供を即決定。

防衛費も上げます、ミサイルも買います。何兆レベルの支出も問題なし。

ウクライナにも、問答無用で何兆円も。

ウクライナの高齢者の年金もウチが持ちます、と言い出している。

日本人の年金はいきなり「消えた」り、そもそも計算が合わなくなってきているというのに。

 

コレ、同じ国の財布からのお話。出したいところには無尽蔵にお金が出てくる。

借金だらけなのは、一般国民だけのようです。

 

何故、こうなるか。答えは単純なんだと思います。

要は、一般国民はお金を使う価値がない、見返りがないからなんだと思います。

 

色々ウソもついて、搔き集めた必要以上のお金。

使う側はやっぱり自分に直接効果がある形で使いたい。

海外で振舞えば、表面的にでも感謝されて自尊心が擽られる。

直接票につながる支持層に振舞えば、「チカラを持つもの」として次の機会に恵まれる。

 

一般国民に支出しても、自分には直接恩恵がないから、もったいないんだと思います。

 

だからこそ、インテリ特有の知ったか屁理屈を論じては、集める際は足りない足りない。

将来の子供に背負わせるつもりか、と脅しをかけて、生活状況にはお構いなし。

 

事実上、搾取の構造を続けているのだと思います。

 

ただ、この構造をひっくり返すのは至難の業。

そもそも、これを操る官僚勢を、私たちは変えることができません。議員が変わろうが、官僚は公選制ではないので。

 

それならば選挙だと言いますが、今のカタチで恩恵を受けている上級や高齢の方々の方が、

人口的に優位な今、虐げられている層がいくら結集しても、数で敵いません。

いわゆる裏金の方たちは、それらに恩恵をもたらす主要キャラなので、落とされることはありません。

そして、それで再選したら、「禊は済んだ」と何も説明せずに次へ。

 

一番の問題は、せっせと選挙に行く高齢者層が、今の事態に「そうでもない」空気なこと。

大企業については、支持者について、社内で投票の指示があるでしょうから、働く世代も

危機感に素直になれない状況。そこも期待薄。

 

そもそも、選択肢が

⓵裏金作っても知らんぷり。「ルール通り」を貫き通し、忘れることを待っている人たち

⓶一番のモノ言う立場といいながら、結局はチカラだけは誇示したい、腰砕けな、宗教色の色濃い人たち

⓷批判ばかりで、相手がコケたから浮き上がっているだけなのに、具体的展望も示さないままチャンスだと思っている人たち

⓸都合の悪いことは触れず、過去の成果ばかり主張して、自分たちが一番になりたいがために、周りを蹴落とすことしか考えていない人たち

⓹一般党員を踏み台にして、破防法に基づく調査団体であり、主張にご都合主義満載の矛盾を多々抱えていることを知らんぷりして、国民の味方だと宣う人たち

⓺センセーショナルな話題や切抜きSNSで、聞こえの良い内容だけ流布し、いざチカラを持ったら何を言い出すかわからない、議員権力を仲間内で共有し、結局は数と総理の席を得ようと画策する人たち

⓻その他、チカラがないからやりたいこともできないと本末転倒な論を声高に叫ぶ少数勢力

 

。。。いずれも、悩ましい状況。私たち世代は「民主党の悪夢」を実感しているので。

巷に流れる「野党は育てないとダメ。」という最近の話にも、なかなか乗れない心境でもあります。

 

近い先に、その機会は訪れます。

やはり今は、隠す余裕もなくし、いや、隠さなくても別に大丈夫だろうとやりたい放題の「使う側」の人たちを

どう見るか。はっきりとした「鉄槌」が必要だとは思います。