常識的に、相容れない人たちは、存在する。
私には、自らの子供を虐待する、
結果殺してしまう親の気持ちはわからない。
誤解を恐れずに言えば、私は体罰が100%悪いという人間ではない。
もちろん、語りつくして、それで子供たちが理解できればそれが一番いいのだが、
行き過ぎた子供の振る舞いに対して、ある程度の「罰」は必要だと思っている。
ただ、そこには間違いなく「愛」はある。
常日頃から、モノゴゴロつくころから、子供たちには
「パパからあなたたちを嫌いになることは絶対にない」
「だから、間違ったことをしたときは、本気で怒る。」
「でも、理解出来たら、引き摺ることはしない」
そう言い聞かせている。
それでも、子供は間違う。気持ちが先走る。
予想外に、振り回される。それが、当然の成り行き。
そう、子供ができるということは、子供に振り回されるということ。
子供のいなかった頃の「自分」とは、ステージが違う。
今までの自分にこだわっていては、いられないのが当たり前。
今までの自分らしくは居られないのが、親という役目。
それが、当たり前。少なくとも、我々の親までの世代は、これが当然。
この話をハナから受け入れられないのなら、たぶん、子供は持たないほうがいい。
その人は、子供にとっては不幸だから。
過ぎた言い方をすれば、親ガチャ外れの人。外れは経済的問題だけではありません。
「自分らしさ」が捨てられず、または「子育て=自分の人生のステップアップ」
と信じてやまない人は、子供を自分の人生の付加価値ととらえる人は、やめた方がいい。
自分の思い通りにならなくなった時、そういう人は「自分」をとるから。
子供に振り回されてこそ、親。子供中心に世界が回るのが、親。
それを拒絶するなら、しっかり対策して、子供を迎えることがないように。
あなたのためではなく、産まれきた子供が幸せであるため。
そう、思います。