建設業許可を取るための要件について。

 

許可を取るためには、なんて説明をするブログ、

既にゴマンとありますから、詳しく書いても面白くないです。

 

私が依頼者に説明するときは、

許可のポイントは「人」「場所」「お金」です。

って言います。

 

「場所」と「お金」は簡単なので、今回はここから。

 

「場所」=契約行為をする営業所登録する場所、ありますよね。

モバイルはダメです。ハンコつけないし。

 

「お金」=現ナマ500万円動かせるチカラありますか?

特定許可なら、下請さんを面倒見れるくらいの器量(資本金、自己資本、流動比率、欠損比率)

保ててますか?

 

ってことです。

 

もちろん、この先電子化からDXへという流れの中では、

そもそも営業所なんて概念、いるか?になってくるものと思います。

 

電子契約が主流になれば、契約の拠点は電子上にある(契約担当部署)、で十分。

だから、各事業者1か所設定すればよくなるはず。複数県に点在なんてナンセンス。

 

「大臣許可」や「知事許可」の概念が根底から覆されることになるんです。

 

なら、営業所に常駐、とか、専従とか何?ってことになりません?

もちろん施工における現場責任者的なものは必要かとは思いますが、

それも「そこにいる」という必要性はなくなるんじゃないかなと思っています。

 

さぁ、迫りくる未来に、許認可はどうアジャストするのか、

それとも何の前触れもなく、これまでのコダワリに何の躊躇も反省もなく、

しらっと簡素化するのか。

 

今進んでいる「電子化」でさえ、同一許可の付与なのに、何を血迷ったか、

各自治体で千差万別な確認方法に一切手を付けずに、各自治体に丸投げ。

違ったまんま、電子上手続きへ笑

 

自治体間の「許可換」なんてものも、頻繁に起こる世界なのに。

それぞれの方法論はバラバラ。これで「一様の」許可扱いなのが滑稽な限りです。

 

未だに「権限がないから」なんて古風なこと言いだして、出来ないんだそうで。

今の電子化って、いわゆるDXを将来的視野に入れてるものではなく、

ただ、パソコン上で書類作成をしているだけ。今、専門家はその先のシステムで

仕事してますけど、という感じです。

 

プレステ5の時代に、ファミリーベーシックでゲーム作ろうぜ!って言われているみたい。

。。。わかる人だけでいいです笑

 

ジャストタイミングで動き出す「今」に出会えている幸運に感謝して、

「これまで」と「これから」を知る存在として、

正しいナビができるよう、しっかり把握していきたいと思っています。

 

要件で大事な「人の話」はまた次回。