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最近、「一問一答集のおすすめはありますか?」と聞かれることがあります。

そういえば、最新版(2024年度向け)が出揃った頃かな?と思いましたので、一通り購入してきました。

 

一般的な書店に並んでいるものではないかと思います。

皆さんが一問一答集を選ばれる際の参考になれば幸いです。

 

 

まず、話に入る前に、この記事における「初学者」「学習経験者」の意味を明らかにしておきます。

(ご自身がどっち寄りかな?ということを意識して記事を読んでいただきたいので)

 

  • 初学者:今年、行政書士試験に初めてチャレンジされる方のこと
  • 学習経験者:昨年以前、行政書士試験にチャレンジしたことのある方のこと。行政書士試験の出題内容を一通り学習したことのある方のこと

 

先に結論を述べておきましょう(私の個人的な感想)。

  • 初学者におススメ⇒『みんなが欲しかった!行政書士の肢別問題集』(TAC出版)
  • 学習経験者におススメ⇒『出る順行政書士 良問厳選 肢別過去問題』(LEC東京リーガルマインド)
※…★が多いほど、おススメ度が高い
 

『みんなが欲しかった!行政書士の肢別問題集』(TAC出版)

初学者  ……★★★★★
学習経験者……★★★★☆
いわゆる「みん欲し」シリーズのなかにある肢別問題集(一問一答集)です。
この問題集については、解説がしっかりと書かれていて各肢の内容の理解を助けてくれます。
 
特に初学者におススメの点が「誤りの根拠(どこがどう違う)」を1行で示してくれている点です。
1行で示してくれているので、まだ法律の文章に慣れていない初学者の方も、肢のどの部分がどう誤っているのかを正確に捉えることができるので、その点がとても親切。
 
値段が控えめの割に取り扱っている問題の数も多く、学習経験者のニーズにもしっかりと応えられる一冊になっているのではないでしょうか。
 
個人的には、この問題集は担当者の方がかなり気合いを入れて作ったと思いました。
 

『ユーキャンの行政書士 これだけ!一問一答集』(ユーキャン学び出版)

初学者  ……★★★☆☆
学習経験者……★★☆☆☆
今回紹介する4冊のなかで、唯一の新書サイズの問題集。
そのため、携帯性に優れており、スキ間時間との相性が良い。
 
ただ、その分取り扱っている問題の数は決して多くなく、昨年以前に過去問を一通り学んでいるであろう学習経験者の方には足りない感が否めない。
そのため、初学者向けに特化した一冊と言えるでしょうね。
 

『出る順行政書士 良問厳選 肢別過去問題集』(LEC東京リーガルマインド)

初学者  ……★★★★☆
学習経験者……★★★★★

今回紹介する4冊のなかでは、最後発の問題集です。
最後発ということもあり市場を詳細に分析しているのか、全体的にとてもよい造りになってます(いわゆる「よくできた問題集」)。
(担当の方が、相当頑張ったんだと思いますよ。)
 
「過去問題集」なので基本的には過去問の選択肢で構成されているのですが、法改正により新たに誕生したルール等については、オリジナル肢で埋める等しておりスキがない。
各肢の解説文も、例えば判例の判旨を必要な範囲で引用する等しており、行政法の判例を詳しくチェックしたいという学習経験者のニーズに見事に応えていると言えますね。
ただ、その(悪く言えば長い)引用が、逆に初学者には辛いかな?とも思ってしまったので、今回は「学習経験者向け」として挙げました。
 

『合格革命 行政書士 肢別過去問集』(早稲田経営出版)

初学者  ……★★★☆☆
学習経験者……★★★★☆
行政書士試験の世界の一問一答集として、最も有名なのがこの問題集。
多くの合格者の方に長年支持されてきた一冊です。
 
ただ、個人的には、肢別問題集と名乗っているにもかかわらず穴埋め問題や記述式問題が入ってきたり、問題肢になぜか下線が引いてあったりするので、それらの点は私には意図がよくわかりませんでした。
あとは過去問出題年度等を挙げすぎて、問題肢に余計な余白ができてしまい、それが全体のページ数増につながっているのではないかと思われたり。
 
解説も初学者にはちょっとキツいかな……と思ってしまうもんですから、私としては、これは学習経験者向きかなと思いました。
 
 
以上です。
 
あくまで私の個人的な感想ですから、皆さんも、購入されるのであれば、書店で実際に少しご覧になってから購入されることをおススメします(これ、重要。なにせこれからずっと使うことになるでしょうから)。