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公務員試験には、「論文試験(小論文試験)」があります。

「作文試験」と呼ぶ自治体もあるようですが、要するに「あるお題に対する自身の解答を論述する試験」です。

 

「あるお題」は、本当に様々あります。

例えば、その自治体が現在抱える問題が取り上げられることもあれば、新技術の登場への対応について論じることが求められることもあります。

 

 

近年は、長い文章を書く習慣がめっきり減ったと思います。

XやInstagramなどのSNSでも、短い文章での投稿がほとんどです。

そういう風に考えてみると、一昔前に比べて、論文試験の難易度は上がっていると言ってもよいのかもしれません。

 

そこで、今回は「教養論文試験の取り組み方」と題しまして、どういう風に取り組んでいくべきかという私なりの考え方を示してみたいと思います。

本記事をご覧になった方にとって、なにか参考になれば幸いです。

 

1.教養論文試験の“型”を身に着ける

教養論文試験には、「型」があります。

「型」とは、簡単に言ってしまえば、答案の書き方のことです。

教養論文試験の答案には、一定の書き方が存在します。

 

もちろん、教養論文試験には様々な問題の出題形式がありますから、それに対応すべくこの“型”も形を変える必要があります。

 

とはいえ、基本となる型(壱の型)は存在しまして、具体的には以下のようなものです。

  1. 問題で問われている事柄の定義(言葉の意味)を書く。制度に関する話であれば、その制度が導入された背景などを追加で書く。
  2. 問題で問われている事柄の長所(メリット・良い所)と短所(デメリット・悪い所)を取り上げる。社会的な問題(例:少子高齢化、人口減少に伴う人手不足問題)が問われている場合は、その問題が生じている分野や業界を取り上げ、具体的な事例を紹介する。
  3. 上記2.で示した短所や問題を解決する・改善するための手段・提案を述べていく。
ものすごくざっくりとした書き方になりましたが、だいたいこんな具合です。
こんな具合に問題の出題形式ごとに“型”が存在しまして、まずは、この“型”をしっかりと学ぶ必要があります。
 
この“型”を学ぶには、教養論文試験対策の書籍を購入して勉強したり、教養論文対策講座を受講して学んだりするのが手っ取り早いです。

2.答案に書くネタのストックを増やしていく

さて、“型”を身に着けた後は、次の段階として「ネタの収集」を行っていきます。
なお、この「ネタの収集」は、教養論文試験対策だけでなく、面接対策やグループワーク対策、集団討論対策など公務員試験の様々な試験に使えます。
 
「ネタの収集」とは、例えば「少子高齢化」の問題の場合なら、自治体が実際にどんな取り組みをしているのかや、「人手不足問題」の場合なら、民間企業が人手不足をカバーするためどんな技術を導入しているのかのように、実際の取組み内容を調べて収集していくというのものです。
そうやって様々な実例を集めることにより、「こんな問題には、こういう対応をしている事例がある」というように答えられるように用意しておこうというわけです。
 
もちろん、よそでやっている取組みを、そっくりそのまま別の自治体でやることは難しいこともあるでしょう(例:財政規模、専門的な知識が要求される)。
そんなときには、その自治体でも実践できるように少しアレンジをしたりします(例:財政的に厳しいのであれば、全部いきなりやるのではなく一部分だけ導入して始めることや、同様の問題で困っている周辺の自治体と一緒にやる。専門的な知識が要求されるのであれば、外部の専門家と提携することや民間企業に委託することも視野に入れる等する)。
 
 
こういう話をすると、「え、オリジナルじゃなくていいんですか?」と思う方もいらっしゃるでしょう。
 
ですが、ここでちょっと考えてみてください。
 
あなたの書いた答案を読むのは、いったい誰でしょうか?
 
現役の職員さんですよね、つまり実際にその問題に対処している方たちです。
 
これに対して、私たちは、その道において「まったくの素人」です。
 
X上で、たまに何か社会的な問題が起こった際に「こうすればいいのに~」みたいなことを投稿する方がいらっしゃいますけど、そんな素人がすぐ思いつく程度のことなんて、専門家はとっくの昔に検討済みです。
つまり、素人が考える「オリジナル」なんて、その道の専門家・経験者・ベテランの方たちからすれば「んなこと、とっくに検討済みだよ!」ってな話なんですよ。
 
また、素人が考える「ボクがかんがえたさいきょうのかいけつさく」なんて、例えば財政の裏付けが全く検討されてなかったり、法律上の問題がクリアできてなかったり、現実の運営状況がまるで考慮されてなかったりと、奇想天外な・およそ実現不可能なアイディアであることがほとんどです。
(なお、この「実現可能性」「起こり得る問題点」をきちんと考慮するという姿勢が、政策課題討議やグループワークを突破するカギになったりもします。)
 
「私たちは素人なのだから、無理をしてまでオリジナルにこだわる必要はない」というのが、私の考えです。
もちろん、その問題で問われている内容を、大学でたまたま専門的に研究してきたという方なら、専門性をもってオリジナリティー溢れるアイディアを提案することも可能でしょう。
そんな奇跡みたいな出会い、なかなか滅多に起こりません。
 
オリジナルにこだわるよりも、実際に世の中で行われてきた様々な取組みのほうが、現実に行われている分、その問題への対応としてずいぶんマシな話と言えます。
それに、そういった取組みを「ここを、こう……ちょっとアレンジしてみて」とやったほうが、むしろあなたのオリジナリティーを発揮できる可能性が高い(し、現実的な解決策として、よっぽど説得力がある)。
 
以上のような考えから、私の場合、答案に書ける案をストックしておくべく、日々「ネタの収集」を頑張ろうというわけです。
 
 
「ネタの収集」のために何をすればよいかというと、日々のニュースをこまめにチェックすることです。
そうです、これ時事対策と一緒なんです。
 
なぜそうなるかというと、それは「教養論文試験の問題で出てくるのは、基本的に『ここ最近話題になっている政策課題』が基本である」からです。
昔話を、わざわざ試験問題1問を使って問うことなんてまずしません。
(例えば、これだけスマホが普及した現代で、今更「10代の若者が携帯電話を持つことの危険性について論じろ。」なんてこと聞くわけがありません。)
 
チェックするニュースは「全国版のニュース」と「受験する自治体のニュース」の2種類です。
 
例えば、NHKなら「全国版」と「各地域放送局版」、
新聞なら「全国紙」と「地域紙」、
テレビなら「全国向けのニュース」と「地方局の地元ニュース」
という具合です。
 
NHKのニュースWEBサイトなら、47都道府県ごとの特集サイトがあって見やすい(うえにスマホで気軽にチェックできる)ので、NHKを私はよくおススメしています(ニュース記事内に動画があることもありますし)。

3.書いた答案を、添削してもらう

冒頭でも少し述べましたが、現代に生きる私たちは、とにかく「長文を書く機会」がめっきり減っています。
(その割には、この記事は3,000文字を超えようとしています💦)
 
そのため、久しぶりに長い文章を書いても、最初から最後まで読んでみても「なんのこっちゃ?」というように意味が伝わらないという事態が起こり得ます。
 
本番でそのようなことにならないためにも、日々の勉強のなかで、書いてみた答案を添削してもらう必要があります。
添削を通じて、自分が述べたいこと・伝えたいことが、きちんと意図通りに通じているかを確認しようというわけです。
 
これについては、それこそ皆さんが利用している予備校さんの添削サービスを利用するのが手っ取り早いですね。
(もちろん、アガルートアカデミーの『教養論文対策講座』でも添削サービスは実施してますよ。)
 
ちなみにですが、添削はなるべく早い段階で受けたほうがいいです。
「文章を書くクセ」というのは、一朝一夕ではなかなか改善しませんから、長い時間をかけてしっかりと矯正する必要があります。
そのためにも、早い段階から添削を受けて早めにボコボコにされたほうがいい。
 
 
ひとまずこんな具合です。
ここまで読んでいただきましてありがとうございました、何か参考になれば幸いです。m(_ _)m