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昨日の統一地方選挙前半戦を皮切りに、選挙イヤーの幕が上がりました。
これから夏の参議院議員選挙までの間、選挙に関する話題が続くこととなります。
統一地方選挙の場合、対象となる都道府県や市町村の住民でない限り、当事者意識を持つのは難しいでしょう。
けど、今後の国政運営にも大なり小なり影響を与えると言われていますから、注目しておいて損はないと思いますよ。
ところで、今年の参議院議員選挙から、新たな制度「特定枠」制度が導入されることは、皆さん既にご存知ですよね?
4月1日の時点で既に施行されていますので、行政書士試験の場合、今年の試験から出題範囲に入ります。
公務員試験の場合、出題範囲のうち、時事のほうの枠の扱いです。
「あれ?」という方は、総務省に概要がまとめられた資料が公開されていましたので、こちらをご覧になってみてください。
「特定枠」制度とは、簡単に言ってしまうと、参議院議員選挙において採用されている「比例代表制」で、名簿に掲載された特定の候補者を“優遇”しようというものです。
優先席みたいなイメージが近いかな。
参議院議員選挙の比例代表制では「非拘束名簿式比例代表制」が採用されているため、全国的な知名度に乏しい候補者というのは、当選確率がどうしても下がってしまいます。
なぜならば、非拘束名簿式比例代表制の場合、候補者個人の氏名を有権者がどれだけ書いてくれたかの勝負になるからです(比例代表制で立候補した人全員が当選すれば問題ないのでしょうけど、まぁさすがに現実的ではないですよね)。
全国的な知名度に乏しいけれど、将来が期待できる有望株という候補者もいるわけです。
そこで、そんな人を優遇できるようにしようというのが、今回新たに導入された「特定枠」制度というわけです(建前上はね)。
夏の参議院議員選挙にも関わる話ですから、知っておいて全く損はないはずです。
ぜひぜひチェックしておきましょう。