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宅建試験も行政書士試験も、今の時期は「直前対策期」です。
直前対策期というのは、今まで学習してきた全科目のおさらいの時期です。
つまり、総復習の時期なんですね。
ところで、総復習の時期である「直前対策期」と、今までの時期(「基礎力養成期」と名付けましょうか)では、何が違うのでしょうか?
基礎力養成期というのは、例えば予備校に通って学習している方の場合、受講中の科目の復習の学習の中心です。
そのため、1週間かけて1科目を学習することとなります。
1つの科目を、じっくりしっかりと学習していくというわけです。
これに対して、直前対策期の場合、上記のとおり、全科目のおさらいの時期です。
基礎力養成期の頃のように、1つの科目とじっくりしっかりと学習していくわけにもいきません。
したがって、基礎力養成期と同じようなノリで学習を進めるわけにはいきません。
今までとは違った意識のもと、1週間なら1週間の学習を進めていかなければなりません。
直前対策期における学習のポイントは、“優先順位”です。
どの科目が最も重要で、どの科目がそれほど重要でないか。
ここの見極めが大事です。
例えば、出題数の違い。
行政書士試験であれば、行政法(5肢択一式19問)と商法・会社法(5肢択一式5問)であれば、出題数だけを見てみても、重要度が同じというわけにはいきませんよね。
例えば、目標ラインの違い。
宅建試験であれば、宅建業法において何が何でも20問中16問以上の正解を目指さなければならない。
となると、宅建業法の優先順位は、どうしても高くなってきますよね。
このように、各種の試験における各科目の重要度や合格のための位置づけから、直前対策期の学習時間をどれほど割り当てるかが、自ずと決まってきます。
こういう“優先順位”をぜひ意識していただきたいのです。
何せ直前対策期の学習時間は、いくらあっても足りないと言ってもいいほど貴重なものですから。σ(^_^;)
私もそうですが、各種資格試験の講師というのは、直前対策期に突入すると、今まではそれほど言ってなかったにも関わらず「勉強しろ勉強しろ」と何度もしつこく言ってきます。
その際、上記の“優先順位”の話がすっぽ抜けてしまうことが多く、話の意図がズレてしまいがちです。(; ・`д・´) ナ、ナンダッテー!!
なので、私の場合、ブログに毎年書いてお伝えしているというわけです(汗)。
いい夏にしましょう。
今年、笑顔で終われるようにね。(^_^)v