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特別防衛監察結果要旨（時事ドットコム）
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017072800501&g=pol
朝から「特別防衛監察」に関するニュースで騒がしいです。
けど、「特別防衛監察」とは何ぞや？という、そもそもの話をよくわかっていない。
そこで、「特別防衛観察」について少しまとめてみました。
そもそも、「特別防衛監察」とは何か。
まずは、ここから始めましょう。
特別防衛監察とは、防衛省の組織の１つである防衛監察本部が行う監査の１つで、防衛大臣が特に命ずる事項について、計画に基づき実施する防衛監察です（防衛監察の実施に関する訓令２条４号）。
防衛監察本部とは、職員の職務執行における法令の遵守その他の職務執行の適正を確保するための監察に関する事務をつかさどっています（防衛省設置法29条１項）。
要するに、防衛省専用の監査機関が行った特別な監査というわけですね。
今回、いわゆる南スーダン国連平和維持活動（ＰＫＯ）派遣部隊の日報問題に関する特別防衛監察の結果が公表されました。
「防衛監察」（防衛省 防衛監察本部）
http://www.mod.go.jp/igo/inspection/index.html#special1
この結果をよく読んでみると、私たちが学習する「情報公開請求」制度が関わっていることがよくわかると思います。
この請求への対応のマズさが、今回の問題のすべての始まりだったわけです。
時系列順に認定された事実関係がまとめられていますので、「概要」を読むだけでも今回の問題のポイントが掴めると思います。
ご興味のある方はどうぞ。