水清ければ魚棲まず | 長崎行政書士日記 by 士魂商才

長崎行政書士日記 by 士魂商才

長崎県長崎市で行政書士を営む士魂商才の徒然の記録、時々美しい長崎の風景

ブログご訪問、ありがとうございます。

 

長崎県長崎市で車手続きや会社

設立、建設業許可等を取り扱う、

行政書士の「士魂商才」です。

 

 

 

 

以前このブログで、長崎最後の地

銀が無くなったことについて書い

た事がありましたが、その結果、

長崎県内には東証一部上場企業

がひとつも無くなったらしい。

 

これは、47都道府県の中で唯一

の事なのだそうだ。

 

あれ、「ジャパネットたかた」は?

と思ったのだが、あれは非上場な

んですね。

 

 

 

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「水清ければ魚棲まず。」

と昔から言いますが。

 

水がキレイすぎるとかえって魚が

住まないものだ、という意味の諺

ですね。

 

 

 

しかし、これは昔からある諺とい

うだけでなく、科学的にも正しい

話なのです。

 

この狭い日本の中でも南の島の

海は透き通っており、北の方の海

は水が濁っています。

 

これは、海水に含まれる不純物

すなわち栄養分の多寡が原因で、

栄養分が多い海水ほどその栄養

分で濁ってしまうのです。

 

北に行くほど海産物が豊富にな

るのは、その所為な訳ですね。

 

 

 

でも、南の島にも沢山魚がいる

じゃない?と思われるかも知れま

せんが、あれはサンゴ礁が必要

な栄養分を供給してくれているか

らなのです。

 

ですので、もしサンゴ礁がなくなる

と、南方の海は生き物が住めな

い死の海になります。

 

よく、沖縄なんかでサンゴ礁を保

護する活動が行われていますが、

それはこの為なのです。

 

 

 

人間の世界も同じ事で、何事も清

潔にし過ぎると人間は却ってそこ

では生きていけなくなります。

 

例えば、ここ長崎では性風俗関

連の営業は基本的に認められて

いません(無店舗型は除く)。

 

また、私の様な仕事をしていると、

他県では認められるのに長崎で

はNG、みたいな事に頻繁に出く

わします。

 

そういった度の過ぎた潔癖さも、

今の長崎の経済的な落ち込みの

原因の一つではないか、と勘繰

ってしまう今日この頃。

 

 

 

ウルフルズ / それが答えだ!

を聞きながら。

 

 

 

 

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