どうにか、メキシコ便に乗れました。今回は、ANAメキシコ便レポートとなります。
基本情報として、メキシコ行きはANAで最長7003マイル、所要時間行きは12時間程度、帰りは強い偏西風に向かうため14時間30分程度とのこと。JAL便の無いメキシコ航路は、3つの障壁があるとのこと。1つ目は、強い偏西風、メキシコから成田向けは相当の燃料費が増加。2つ目は、メキシコシティが高地にあること。高地のため、空気密度が低く、飛行機の速度計が正確に計測できず、計器以上の速度が出ているため、操縦が難しい。3つ目は、高地にもかかわらず気温が高いため、空気密度が低くなり、揚力が弱まり、離陸が難しいため、成田行きの定員は少なくしている。等の特別の対策をしているとのこと、また、これに対処するために、メキシコ便のエンジンは特別仕様になっている、とのことでした。
ハードの状況はこれくらいにして、メキシコ行きの機内に移ります。乗客は、もう少し日本人がいてもいいのでは、と思うくらい、ほとんどが外国人。座席は3+3+3。食事は、離陸後と着陸前の2回の他、その途中にパンのサービスもありました。この後、私、何度も飛行機に乗り、食事もしましたが、振り返るとANA便の食事が一番おいしかったです。また、その他のサービスについても、海外の飛行機では、キャビンアテンダンスさんの仕事は食事を出すことだけで、その他の時間は、乗務員同志のおしゃべりの時間という感じでしたが、ANAさんは違いました、飲み物はいらないかとか、いろいろお世話をしていただけ、本当に「おもてなし」を感じました。
座席のビデオも当然ですが日本語ものも多く、私、映画を3本みてしまい、あまり寝ることが出来ませんでした。そして何より感動したのは、トイレがウオシュレットであったことです。特に帰路、ブラジルやメキシコでは、そこがたとえ高級ホテルであっても、ウオシュレットはありません。帰りの飛行機のウオシュレットは、ホント嬉しかったです。
そんなこんなで、メキシコシティ空港に到着です。到着現地時間は、12月24日(土)14時5分。そうです、名古屋空港を出発したのが、同じ24日の14時30分。出発時刻より、前の時刻に到着です、なんか変な感じですね。
なお、カバーの写真は、飛行機を降りメキシコの入国審査へ向かう途中です。右の窓の外に飛行機が止まっており、正面の扉を出て左へ曲がります。メキシコの入国審査は簡単で、「サイトシーイング」と「2Days」でOKでした。