本日もご覧いただきありがとうございます。
先日、名古屋市営地下鉄伏見駅から長島町通を北へ歩いた所で、路上にある配電用機器が綺麗にラッピングしてあるのを見かけました。
見かけたのは5台ほどで、そこにはSDGsの掲げる番号とともに、協賛企業名が掲載されていました。
これまであまりこういったラッピングを見た事が無かったので、少し法律関連を調べてみると、屋外広告物条例で路上変圧器への広告掲載は電話ボックスやポストが禁止されているのと同様に禁止されているようです。ただ、1年ほど前に、規制緩和の方向性が国交省から出されたようです。しかしながら、具体的な規則は各自治体の条例に基づくため、現実としては設置の例は殆ど無いようで、今回は、この規制緩和を名古屋市が受けた形で、実験的に実施したようです。
ただ一方で、広告ではなく地方自治体が、路上喫煙禁止とか、放置自転車禁止あるいは避難場所の表示等には以前から使用可能なようで、関東・東京方面では、そういった活用事例が3000件程度もあるようです。
名古屋などでは、路上にそういった自治体の立て看板が結構沢山、設置されています。できれば、そういった立て看板はやめ、 路上変圧器へラッピングを活用して、道路を歩きやすく、街をきれいになると良いなと思います。