ボルボ EX30 ウルトラ シングルモーター First Impression | ギョォォォオサワのミッドナイトガレージ-コラム「driver's mind」

ボルボ EX30 ウルトラ シングルモーター First Impression

新世代のボルボの電気自動車試乗するのを楽しみにしていました。


今回は19インチホイール装着車に試乗してきました。



外観はトールハンマーと言われるライトの造形があるものの

新世代のデザインになっていますね。

リヤはボルボとわかるようなライト造形になっていますが、

こちらも新世代感が。



内装もシンプルでスッキリとした空間が演出されています。


照明の関係で赤っぽくなっています。

照明の関係で赤っぽくなっています。


ボディーカラーと内装の組み合わせが決まっているので

こっちの内装がいいがボディーカラーはこっちが、

と組み合わせを決められないのがちょっと残念ですが、


私はミストという内装色がいいなぁと思っていて、

外装色はクラウドブルーかなぁ。

というとその組み合わせはなく、

外装色を基軸として選ぶか、内装色を基軸して選ぶしかない

というのが現在のところのよう。


そして、今までのボルボとは運転操作系が違うので、

走る前にコックピットドリルをして

試乗スタートです。


まずはワンペダルモードなしで走り出しましたが、

クリープが強くアクセルペダルを踏み込まなくても

結構な速さまで転がります。


まず、静粛性が高いというところが第一印象。

遮音ガラスを使っていないのも関わらず、

車内はかなり静かです。


ですが、走り出せばある程度はロードノイズが入ってきます。

路面の荒れたところではロードノイズが大きめに入ってくるのが

気になりますが、路面のきれいなところでは

滑らかに走ります。


パワーユニットは

最高出力272ps、最大トルク343N.mで後輪を駆動させます。

走行用のバッテリーは69kWh

車重は1790kgとバッテリー容量の割には軽くできています。


車重の軽さとモーターのパワーで活発に走らせようと思えばそれなりに

活発に走ります。

今まで試乗してきたボルボの電気自動車の中では、

スポーティーな走りもでき、

時折りコツコツとしたところもありますが、

乗り心地はしっとりとしたところがあってよかったです。


この乗り味であれば、オプションの20インチタイヤでも

乗り心地はそんなに悪くならないと感じました。


ただ、少し気になるところも。

ワンペダルモードはXC40やC40よりもマイルドにしている

ということですが、

停止寸前でカックンとブレーキがかかってしまうところ。

停止すると瞬間にオートホールドが入るので、

ブレーキを早くつまんでしまうのではないかと思いました。


あとはフットブレーキのタッチがスポンジーなところ。

もう少しカチッとしたタッチが欲しいです。



ボルボらしくないところもあれば、

ボルボブランド共通する

運転した時には運転している感じ、

降りると運転をしていた事を忘れるくらい

の印象はこのEX30にもありました。






「運転じょうずなドライバーになることがモノいえるユーザーの第一歩」

(三本和彦)