メルセデス-AMG EQE 53 4MATIC+ First Impression | ギョォォォオサワのミッドナイトガレージ-コラム「driver's mind」

メルセデス-AMG EQE 53 4MATIC+ First Impression

メルセデスEQシリーズの新しいプラットフォームのモデルに試乗してきました。

 

今回はEQEですが、車名の通りハイパフォーマンスモデルの

メルセデス-AMGでした。

 

 

4MATIC+となっていますので、

前後にモーターがあるシステム最高出力625ps、最大トルク950N.m

というもの。

駆動用バッテリー容量は90.6kWh

 

このクルマのドアはサッシュレスでしたが、静粛性は高いと感じました。

 

コックピットに座ってまず感じたのは、メーターフードが高いこと。

私の体格ですと、ちょうど目の前にメーターが来て、

前方視界を確保するようにシートを合わせると、

結構シート位置を高くしないといけませんでした。

 

そうすると今度は屋根がせまってくるという、

なんともドライビングポジションをとるのに悩むクルマでした。

 

走り始めは、当然滑らかで静粛性は高いです。

 

今回は常にコンフォートモードで走りましたが、

それでも、日本の道路事情では充分以上に満足できそうです。

 

エアサス装着車でしたがプルプルとした感じはなく、

タイヤの硬さを感じるコツコツとしたところ、

多少ロードノイズが気になるところ、

AMGモデルだからこうだよねという感じで、

走り味、乗り味とも満足できるものではないかと思いました。

 

ただ、アクセルペダルの数ミリの動きで、

加速していく感じはドライバーはいいかもしれませんが

他の乗員には厳しいかも。

 

とにかく数ミリの動きで加速しちゃうぞ!という感じが

クルマから伝わってくるのでドライバーの自制心が試されます(苦笑)

 

少しフル加速を試させてもらったのですが、

コンフォートモードでしたがかなりいい加速をします。

最初はフワッとした感じで加速がはじまりそこから

二時曲線状に加速するので

今まで他のブランドのBEVとは違った加速をします。

 

回生ブレーキの強さもはステアリングにあるパドルで調整できます。

今回は1番強くして試乗しました。

 

回生ブレーキがかかった時の減速感はいいと思いました。

急激に立ち上がることもなくちょうどいい感じの減速を得られて

いていい感じでした。

 

コンフォートモード以外のモードではどんな加速をするのか、

興味はあるものの日本の公道では使わなくても充分な感じでした。

 

機会があれば通常のEQEも試乗してみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

「運転じょうずなドライバーになることがモノいえるユーザーの第一歩」

(三本和彦)