メルセデスベンツ EQA250 試乗短評
メルセデスの電気自動車ブランド
メルセデスーEQのエントリーモデルとなる
クルマとはどんな感じなのか試乗してきました。
パワーユニットは190psー370N.mのモーターで前輪を駆動させるもの
駆動用のバッテリーは66.5kWh
大きな3ポインテッドスターと空気の取り入れ口がないグリルが特徴の顔つき
車内に乗り込みドアを閉めると「シーン」という文字が出てきそうなくらい静かな車室ないです。
ステアリング右にあるレバーをDに入れブレーキペダルをはなすと
クリープでゆるゆると走り出します。
内燃機関の音、振動がないので静かです。
低速からタップリとトルクが出ているのでアクセルペダルを街中では深く踏み込むことはないです。
AMGライン装着のクルマで20インチ40偏平のタイヤを履いていますが、
乗り味、乗り心地はいいです。
路面の段差をコツコツ伝えてくるところはとがったところはなく、
路面のうねりもきれいにいなします。
足の動きもバタバタしたところがありません。
路面の荒れたところもノイズは聴かせますが必要以上に大きな音は聴かせず
路面が荒れている状態を伝えてきます。
ステアリングのセンターはビシッとしていてメルセデス、ドイツ車。
という感じで接度があります。
ステアリングをきっていくと適度にロールが出ていて、
ロールの角度によってもドライバーにインフォメーションを出してきます。
メーターには出力メーターがあり街中では50%の出力で充分な走りをします。
50%〜75%くらいに強烈なトルクの盛り上がりがあって、
アクセルペダルをゆったり踏み込んであげるとその盛り上がりを体感できます。
逆にドン!と踏み込むとそれほど強烈な盛り上がりを感じられないようチューニングされています。
回生ブレーキの効かせ方はステアリングにあるパドルで調整ができ、
車両が停止するとリセットされてしまいますので、
走る状況に応じて都度パドルで調整する感じになります。
乗ってみるとメルセデスの丁度いい感じがあって、
メルセデスに乗っているという感じは得られ
EQという新世代の走りも体感できました。
「運転じょうずなドライバーになることがモノいえるユーザーの第一歩」
(三本和彦)