アバルト124スパイダー短評 | ギョォォォオサワのミッドナイトガレージ-コラム「driver's mind」

アバルト124スパイダー短評

・本試乗記は くるまマイスター検定1級 Vehicle Writerのギョォォォオ澤が

 短時間限られた条件の中で感じた内容を記しています。

あくまでギョォォォオ澤が感じた内容で参考情報として活用ください。

詳しい内容はモータージャーナリスト諸氏の記事も活用ください・

 

●アバルト124スパイダー(6MT)短評

 ABARTH 124 spider

 

 

試乗でまだ確認したい項目がありましたので、今回は短評とさせてもらいました。

 

実はこの個体には2度目の試乗となります。
レコードモンツァが装着されたということと、少し距離が伸びたということで
試乗させてもらいました。

 

さて、排気音は結構な音ですね。
いいのかこんな音してって感じ。表現するならオラオラ系でしょうか^_^;

 

走り出しはあまり気を使うことなく走り出せます。
ただ、ちょっとアイドリング時のトルクは少ないかな?といった感じです。

 

乗り心地はちょっとタイヤの固さを感じます。
荒い段差を越えるとコツコツした感じを受けますが、
それ以外はしっとりとした乗り味でいがいと乗り心地はいいです。

 

エンジンは1.4Lターボのマルチエアエンジンです。
他の試乗記事ではアバルト500系と同じエンジンと書かれているところもありますが、
アバルト500系はFIREエンジンがベースですので、
この124スパイダーのとは違いますね。

 

このエンジンは官能的に回るというより、
モリモリとしたトルクを愉しむといった感じでしょうか。

 

普段乗りも許容できますが、3000rpm以上からトルクが盛り上がってきて
元気な走りになります。
スポーツモードでも傾向は同じで3000rpm以上からトルクの盛り上がりは
さらに強力になります。

 

シフトの節度感もカチッとして気持ちのいいものです。

 

よく、シフトアップ時の節度感をみていいという方がいらっしゃいますが、
個人的に大事なのはシフトダウン時の節度感も含めて
良い悪いを判断してほしいなと感じています。
シフトダウン時はドライバーのスキルも要求されますが。。
話が脱線しました。

 

今回の試乗はソフトトップを閉めての試乗でした。
その時の室内はレコードモンツァの音がよく聴こえる以外は
特に気になるところもなく遮音性はいいものかと感じました。

アバルトといって肩肘張らず、乗りやすい、乗り心地がいいのがいいですね。

 

 

 

2016-12-17

 

 
 
 
 
『1歩1歩確実に。』
Pray for Japan
 
 
 
「運転じょうずなドライバーになることがモノいえるユーザーの第一歩」
(三本和彦)