秩父の菱マンガンの空にキラキラ星たち | 鉱物でぶつぶつ

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岩石、鉱物、地質、バイク、鳥、撮り鉄、カメラ、ラジコン、多肉植物その他、気の向くまま。不定期で中長期的に居なくなりますが、そのうち復帰するので大丈夫です。いいね!は返せないので閉じてます。営利目的はスルーします。

埼玉県秩父鉱山



淡いピンクは菱マンガン鉱だろうと思うが、成分を分析した訳ではなく、ただの肉眼鑑定なので悪しからず。



熱水スカルンっぽい。



赤岩鉱床のものだが、別段だからどうということもなく、「秩父」という以上の情報は煩雑なだけかもしれない。




黒い斑点と、金属光沢のキラキラがなかなかワクワクさせる石だ。



こういうやつは、やはり実体顕微鏡で一つずつ射抜いていくのが楽しい。



まずはレベル1



方鉛鉱だろうね。


こっちはどう?



レベル3かな

パッと見は方鉛鉱っぽいが、あたしはベスブ石と言いたい。


続きまして・・・レベル2



いかにも「硫化鉱物」って感じの色と輝き。



おそらく「パイライト(黄鉄鉱)」と危うく言いそうになるところをグッとこらえて・・・



この自由度の高い気まぐれな結晶・・・



色といい・・・



パイライトではなく、キャルコパイライト(黄銅鉱)と見た。



ベスブか閃亜鉛あたりに見えなくもない部分は見なかったことにして、シンプルに行こうぜ!



ほらほらほらほら・・・



エメラルドっぽいジュエル光沢が見えるだろうか。

これは、銅の酸化した皮膜にできる構造色だと推察する。

他にも何かついてないか探してみたが・・・


なんもないや。


《撮影》
OLYMPUS E-M5 mark3
OLYMPUS E-M10 mark3
iPhoneSE3のどれかっす


よろしくですよー
m(_ _)m
 
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