【訂正あり】三重、芸濃町の渋い石 | 鉱物でぶつぶつ

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全体に石榴石が入る


緑色の岩

この角度からだと・・・


限りなく
エクロジャイトっぽいが


ちゃいます


弱磁性

ネオジム磁石でも
ようやく確認できるほど


濡れているように見えるが
完全にドライである


方解石の川が流れる


石榴石がどんぶらこ。


ところどころ
金属光沢が確認できる


そろそろ
私の見解を明らかにしておこう


どう見ても変成岩だが
動力変成ではなさそうだ

片岩、片麻岩
ホルンフェルスなどは
候補から消していいだろう

磁性・・・ぬめり・・・

これは
どう考えても蛇紋岩だ。


となるとこいつらは・・・


超苦鉄質岩を母岩とし得るのは
灰礬石榴石(グロシュラー)

そして、この悩ましい
金属光沢は・・・


微細な磁力と


見た感じからして


こちらも同様
超苦鉄質岩に生息しうるのは
磁硫鉄鉱か・・・


とまあ
母岩が決まると
どんどん候補が絞られる


だからさあ!

高くていいから
誰か
「日本の岩石総覧」
(オールカラー写真)
というのを作ってくれ!


多少
やりやすくなるし
訂正、修正記事を出して
恥ずかしい思いをすることも


減るのではないだろうか


今回も難解すぎて


悩ましすぎる

あ、

いまさらですが
三重県津市芸濃町ね。



【後日訂正】

硬さから見て
やはり蛇紋岩とは思えない

蛇紋岩にしては硬すぎる

あと、考えられるのは輝石系か

肉眼鑑定はもはやお手上げ



《撮影》

 

OLYMPUS E-M5 MarkIII

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M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro


OLYMPUS ×iPhone


  


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