湯沢市ともご縁のあるドイツにてさる6月26日、成人による嗜好品としての大麻購入・所持が合法化されました。一日1グラム吸っても一か月分。世界は確実に進んでいます。
さる2022年10月8日にはアメリカのバイデン大統領も大麻の単純所持で有罪判決を受けた人全てを恩赦しました。
それに対し日本はこれですよ。
2023年07月08日(土)あきたさきがけ新聞。羽後町の若者が大麻栽培で逮捕との事。凶悪犯罪者として名前をさらし、若者の現在と未来を奪う。
「大麻は一回でも手を出すとやめられない麻薬」という、アメリカが半世紀以上前に唱えかつとっくに撤回したプロパガンダをいまだに信じているわけですよ。
・・・・もう、馬鹿かと。
今回殉教者となられた黒坂君、彼はむしろ被害者です。大麻取締法こそ偏見によって生まれた悪法なんです。
こういうことをいうと、よく「悪法といえども法なのだから従わねばならないのではないか」とソクラテスのようなことをいう馬鹿が出てきますが、
人のために法があるのか、法のために人がいるのかわからないと偉大なる哲学者すら失ってしまうという悪例でしょ、あんなの。
こういうことを言う人は、アンネフランクがナチスに発見されて収容所に送られ死んだ事件、これは理性的に法制化された正義としての民族虐殺という恐ろしさの例なのですが、それを「ナチスの行為はユダヤ人排斥という法律に従った正当な行為であり、ユダヤ人であるアンネが悪いのだ」とか平気でいいますしね。
大学の一般教養で法学とか皆学ぶべきなんですよ。立憲主義について。
園田先生も大麻については次のようなコメント。ほんとその通りだと思う。
黒坂君は一切を自分で背負うつもりであろう。
彼を孤立させるな。
彼一人に十字架を背負わさず、皆で背負うのだ。明日から、でなく今動き出そう。
気分は少林サッカーだ。
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