2023年03月18日(土)、久々のみちのくプロレス聖地矢巾大会。

ここ最近は本拠地岩手でも滝沢勤労者体育センター開催が多く客入りもそれで十分なくらいであったが、今回は久々の矢巾大会でうれしかった(自分の家からは滝沢の方が近いけど)。

 

しかもうれしい事に今回は満員札止め。早くコロナが解決して以前の様なゴザシートで小学生、年寄、障碍ある方皆で楽しめる状態になればいいなあ。

 

外の夕焼けも素晴らしくきれいで、試合開始のゴングが楽しみに待たれる。

 

1、大瀬良泰貴復帰戦(15分1本勝負)
橋本和樹&郡司歩&○大瀬良泰貴(5分45秒、トラキア)卍丸&Ken45°&山谷林檎⚫
 

 

第一試合から6人タッグと豪華。

 

 

カメラマンがリングに肘をつけずにこういう状態で待ち構えているので見づらかった。金を払って観にきている客が楽しめるよう対応を願いたい。肝心なシーンが見られないんだよね。

 

2、20分1本勝負
ヤッペーマン1号&○ヤッペーマン2号(7分6秒、ラ・マヒストラル)バラモンシュウ&バラモンケイ⚫

 

ダラダラと演劇をみせずテキパキと10分以内に収めたのが良かった。ただ両者とも存在と展開が正直マンネリなので、色々アイデアを出すべき。

 

3、30分1本勝負
○新崎人生(7分56秒、足4の字固め)OSO11⚫
 

 

OSO11も何歳児を対象にしたキャラ設定なのかわからないし中ダルを感じる部分がこれまであったが、今回は人生社長を相手にプロレスらしいプロレスをサクサクと進めていたので中ダルしなかった。やはりプロレスはメイン以外10分以内に全力を出す方が見ている方も飽きずにいい。

 

こういう風にカメラマンに立たれると見えないのよ。どうしてもそのアングルじゃないとだめですか?リングに顎をつけて撮れませんか?

4、30周年スペシャルマッチ(30分1本勝負)
○神取忍(9分46秒、裸絞め)ザ・グレート・サスケ⚫

 

我らがマスター、東北の英雄ザ・グレートサスケさん。相手は神取忍選手。上野アメ横プロレスで観てからだいぶ経つなあ。アンドレ・ザ・ジャイアントパンダとか懐かしい。

 

神取忍さんは1964年生まれの今年59歳。ガウンを脱いだ際「あれ?おばあちゃん?」と思いましたがもうそんな歳なのですね。

老人同士という事でコミカルに走るかなと思っていましたがきちんとした試合展開でおもしろかったです。

 

 

マスター、ギブアップ負け。

 

これ、びっくりしたのですが、このカードが発表された時自分は「マスターは負けるべきだ。しかもギブアップ負け」と思ったのですよ。しかしながら選手に向かって「ギブアップ負けしてください」とか投稿して怒らせちゃったりしたら嫌じゃないですか。だから心にそっと秘めていたのですよ。そしたらマスターのギブアップ負け。「やはり自分の脳みそとマスターの脳みそは脳内インターネットで繋がっているのだな」と精神異常者のような満足感に浸りました。

 

5、30分1本勝負
○義経&景虎&ラッセ(11分28秒、片エビ固め)日向寺塁&GAINA&のはしたろう⚫
※スワンダイブ式フェニックススプラッシュ
 

 

久々の旧みちのく3銃士。

景虎とか以前のおっさん体系からよくぞここまで肉体改造したなと思いました。ラッセも昔のラッセの体形に戻って欲しい。

ここでトラブル。自分のカメラが動かなくなった。

 

義経も景虎も辞めてだいぶ経つなあ。自分はみちプロとセンジョ以外は観ないので久々観ました。

 

 

6、東北ジュニアヘビー級選手権(無制限1本勝負)
<王者>○フジタ“Jr”ハヤト(24分18秒、K.I.D)MUSASHI⚫<挑戦者>
※第27代王者が初防衛に成功

うーんみえない。セコンドに立つ選手は顎をリングにつけてほしい。

 

ハヤト選手と言えば蹴り技で客を沸かすイメージが強いが、今回は両者とも締め技というどちらかというと地味な展開でもあれだけ客を沸かすことが出来たのですごいと思った。

 

MUSASHI選手のアシストも良かった。セコンドが邪魔だなあ。リングに顎をつけて応援してほしい。

 

試合後、ハヤト選手のマイクアピール。高橋ヒロム選手とも絡むし、何よりあの赤い金髪野郎とも、と。

 

あの赤い金髪野郎とは、現NOAHの拳王である。

自分のプロレス観戦歴の中で未だに脳裏に焼き付いて離れないのが

①2003年3月1日 日本武道館 時間無制限一本勝負 (王者)三沢光晴 ●VS (挑戦者)小橋建太○

②2009年9月5日 矢巾町民体育館東北ジュニアヘビー級王座決定戦(王者)ハヤト●VS拳王(挑戦者)○

におけるハヤト選手の壮絶なKO負けである。

 

あれから物語が展開していくかと思ったら拳王選手がNOAH移籍、ハヤト選手のじん帯損傷とがん闘病生活でそこでハヤトVS拳王の時間は止まっていた。これはハヤト選手にとっても他のファンにとっても同じような心のわだかまりとして残っていた。その後拳王選手はNOAHでも王者となるなどそれなりの評価を受けたのに対し、ハヤト選手は最近まで病気療養並びにリハビリと地を這っていた。今ハヤト選手は復帰し、リングという拳王と同じ水平線に立つことが出来た。

 

ここは一発、みちプロ30周年の最期の目玉として是非

 

ハヤト VS 拳王 時間無制限一本勝負

 

これを観たいと思った。

 

パンフレットを久々に買おうかなと思ったらこの行列だったので、秋田大会にでも買おう。

30周年記念に沼ちゃんが会場にいないのがちと寂しかったね。

後、昔会場でパパと一緒にカレーを売っていた女の子が大きくなっててびっくりした。

試合後、自分の後ろに座っていた客が

「いや~すごいおもしろかったわ~」

とつぶやいていたのがうれしかった。

 

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※真宗大谷派行円寺は高森顕徹や一万年堂出版、「親鸞会」とは一切関係ありません