2020年02月14日(金)、玲君と共に彦三そばへ。ここは「ひこぞうそば」ではなく「ひこさそば」と読むのだそうです。
前回訪れた時の汁がいつもの味なのか確認するため、2度目の来店をした次第です。
僕は「冷がけの特盛」と「かき揚げ」、玲君は「かき揚げそばを冷がけで」注文しました。
冷がけは普通、大盛り、特盛とあり僕は特盛、玲君は普通盛りです。
僕はオーダー上かき揚げと冷がけが別々に来ましたが、玲君のは冷がけにかき揚げが乗った状態で配膳されました。
このかき揚げは春菊と小エビから成り立っていて、間近でみるとちょうどサンゴの中に小魚たちが身を隠したような姿です。グアムの海を思い出しました。
お味の方は。
汁は前回と同じ。端縫の郷のような極端な甘さは無い。塩分も控えめ。
そばはそば臭さがない更科そば系。薄味の汁に、そば風味弱めのそば、バランスが保たれていてこれはこれで完成形だと思いますが、山形そば系のワイルド感を求める方には「そばの香りがほんのりするうどん」みたいに感じられるだろうなと思いました。
そばは均一の太さに切られていて、モキュモキュと程よい弾力。いくらでも入る感じです。
かき揚げはカリサク具合が最高。春菊がこんなにおいしく感じられる料理は他にあるでしょうか?すき焼きに入っている時でも「そんなに好きなわけでもないし、味も独特だけども健康にいいからくうか」というのが私の春菊に対するイメージでした。
サイドの漬物は、白い大根漬けが一切れ。甘くなく、ビールの苦みと大根自身の辛みが上手に融合したおいしい漬物でした。
全体的に「高級感」を感じさせるバランスでした。
料金は僕が1300円で玲君が800円。麺量は僕が倍ですがかき揚げは同じ大きさなので、
そばをx,かきあげをyとすると
x+y=800 y=800-x
2X+y=1300 2x+800-X=1300 X=500 単純に麵が500円、かき揚げが300円。
ここは冷がけ単品が600円、かき揚げ単品が350円。
そうなると特盛にしても割安感はないので、かき揚げそば(並)を注文し、別の店で冷がけをまた食べた方がいいという説もありますね。
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