納骨をご縁に…家族とお寺の総代夫妻で御本山・東本願寺に行ってきました
総勢7名…
旅のしおりを作ったよ



「行通寺奉仕団」
…というのは今回の団体名。
東本願寺に併設された同朋会館に宿泊して真宗門徒の生活を体験する奉仕団での上山です。
意義ある旅となるよう計画しました




日程や持ち物、留意事項などお楽しみの計画も…



4月8日…初日

10:30…同朋会館に集合
…のはずがメンバーの大半が高速道路での事故による渋滞に巻き込まれ…




それでもナントカ ※結成式に間に合いました

この日は…私たちの他に北海道、京都、九州からの奉仕団が集まりました。
私たちは一泊2日の奉仕団日程の後、「縁」という宿泊プランを利用して、たっぷり3日間東本願寺で過ごします


金色に輝く大きな阿弥陀堂


…阿弥陀さまの大事を表してるんだなぁ…





























ん?…※結成式って
この日に訪れた団体が顔を合わせ正信偈をお勤めして、ここで真宗門徒の生活を共にする…という最初の集会です



同朋会館の講堂で全国の方と結成式、オリエンテーションの後、食堂にて昼食…

補導の比叡谷さんがご案内





五具足のお荘厳…


次に御影堂(ごえいどう)に向かいます


さらに大きな御影堂には親鸞聖人のお木像が安置されています。このお木像を私たちは御真影(ごしんねい)と呼び、手を合わせます。

親鸞聖人は数珠(じゅず)を持ち、今も私たちに語りかけていらっしゃる…今現在説法(こんげんざいせっぽう)のお姿といわれています。

左手には大きな御影堂門


正面から見た御影堂門…お天気で美しさがきわだちます


途中、尾神嶽(おがみだけ)の殉難に関する展示があります。新潟県の吉川町の山で起きた雪崩事故…

明治の東本願寺再建の時、全国各地からケヤキの大木が運ばれる時、多くの命が失われた事故が起きました。

雪崩事故のレプリカや毛綱が展示されています

大木を運ぶための大きな橇(そり)…旧高田教区から寄贈されたものです

行通寺のご門徒さんにもケヤキを寄付した方がいらっしゃるんだよ…と住職
清掃奉仕に向かいます


修復を終えたばかりの手水屋形(ちょうずやかた)で手を洗う住職


御影堂門に上がります






「真宗本廟」(しんしゅうほんびょう)が掲げられている御影堂門の上に到着…

…非公開の場所に行けるのも奉仕団ならでは!



中には…中央に御釈迦様

右…弥勒菩薩(みろくぼさつ)
左…阿難尊者(あなんそんじゃ)

ここから見る御影堂…阿弥陀堂




東本願寺は世界最大の木造建築

建物はすべて重要文化財です

京都タワーのすぐ向こうが京都駅…
東本願寺は駅から徒歩5分くらい…一番近いお寺なのです


お掃除も終わったよ~




門から降ります


諸殿拝観…東本願寺の非公開の場所(一部)を見学




能舞台…紅白でAdoが歌ったところだ





まだ居なさった✨17日からお出かけになります
…他、色々見学しました

講堂にてお夕事(おゆうじ)が勤まります。
正信偈のお勤めの後、ナント「感話」が当たった坊守




修練以来の感話でした




一(イチ)門徒として…ナントカ向き合えたかな

夕食後お部屋で上村先生のお話をお聞きし、みんなで座談会


ここに来ると…自分に向き合うことができるね…

初めて会う人、初めて話すこと…
生活や仕事から離れて、テレビも無くて…ごはん作ることもなく…自分自身を振り返る…
夜は更けていきます

数年前に新しくなった同朋会館

部屋も食堂もお風呂もキレイで
コーヒーやお菓子を食べられる
カフェスペースもあるんです




食事も美味しいし、各地の方々との出会いもあるし、先生にも親しく色々な事を聞けるし…



朝夕のお勤めをみんなですることは励みになりますね

しかもここは御本山東本願寺です

すばらしい声の僧侶によるお勤めにあい、本廟教導の法話をお聞きするという非日常の空間に身を置くだけでも得難い感激がありました



その中で…自然と自分に向き合える…自分を知ることのできる真宗本廟奉仕団

明日はいよいよ納骨です…
これは初めての経験…どんな感じなんだろう



続く…

【その2】…ごらんください

