柏崎のごっつぉ(ごちそう)
わが家の『いりごこ』
季節の青菜を酒粕の和え衣で煎りつけた料理です
昔、冬場の出稼ぎで福島などの酒蔵に行く杜氏がいらして、(行通寺のご門徒さんにもいました!)酒粕を持ち帰ったのでこんな料理が作られたと言われています。
お寺のお斎(おとき)でもお出ししています
作り方を尋ねられるのでご紹介します
青菜(今はとう菜)は外葉をしごいて取り除きます。
柔らかな葉っぱなのでお味噌汁に使ってね
茎を多くして作ると色良く美味しいです
塩漬け菜っ葉(おこうこ)を煎りつけるので「いりごこ」なんだと思います
ご飯やお粥、お酒の肴として昔は「丼鉢」でどーんと食卓に出ていましたが、最近はあまり作らなくなったのか…
お寺でお出しするととても喜ばれます
子どもはあまり好きではないので?
「お母ちゃんが作ってくれない」と言うご年輩のお話です
郷土のお料理は宝物…
伝えていきたいですね