大工さん達が屋根の上で「ナナメの作業」
…木羽(こば)はずしをしています。とても大変な作業です!



ヘルメット屋根を覆っていたブルーシートをはずし、
上に立てていたパイプも置き直してありました。

キラキラ古い建物を大事に思ってくださり…こまめに丁寧な作業をしてくださいますお願い



瓦の下はどこもボロボロ…杉の皮を並べた木羽(こば)の様子

雨漏りしてたけど、こりゃ当然だな…




ヘルメットこの木羽をはがしていく大工さん達…ヘルメット



ナナメになって中腰で…ブルブルブルブルブルブル

ヘルメットひたすら…過酷な仕事です。



ヘルメットパイプがあれば置き直しながら…木羽をひたすらはぐのです。



ヘルメット木羽を袋に詰めながら…足場が悪いので…キツイ仕事です。


木羽がとれると屋根の骨もはずしていきます。



こちらは屋根の下の軒のようなところ。



落ちないでね~お願い



はずした古材まできちんとしてる…感動 悲し…涙ぐー



こんなものもあちこちから…(スズメバチの巣)



本堂の裏で下から見上げたところデジタル一眼レフカメラおかあさん。

スカスカになりました。



大屋根の骨組みを残して…屋根がとれました~



屋根の「小屋組」が見えました

キラキラ木の自然の形をそのままに組んである感じです。



菜の花床下の木と違って太くて立派でした。
か細いかと思っていただけに感動しましたおかあさん。



ポイント屋根の角の部分に三つ叉の木があてがって補強されていたり…



ここは内陣の上あたりです。



この金具…内陣の内側の何かを支えているのかな?



私にはわからないけど、
いたるところに強度を保つ工夫があるような…



でも…
太い木の上に立ててある細い材木は全体にきびしい感じで本数も少なく、強度は感じられません。



ポイントもともとかやぶき屋根の仕様だったので仕方ないのかもしれません
ここに瓦を乗せたのはギリギリだったのでしょう。

傾いたり折れたりしているところもありました。


あちこちボロボロです。
おかあさん。ちなみに私、足場からではなく、
このパイプに登りながら写真撮影しているのです。
(上からじゃないと小屋組は撮影できないんですよ~



屋根の四隅もだいぶボロボロ…



本堂裏の 一休さん 阿弥陀様 一休さん がおられるあたり…



うわ、ビックリ!ここは横木が割けてる



大屋根を支えるパイプもうまくずらすことができましたが、
社長さんによるとまた足場屋さんに来てもらって歪みなど立て直しをするそうです。




大量の廃材、トラックに乗せて運ぶ準備…
大工さんの仕事は本当に根気勝負だなあ



おかあさん。この屋根の木羽はがしの作業はかなりの重労働であることが写真を見直し、記録することで改めてわかりました。

お茶の時間、大工さんがみんなハアハアと息を上げて苦しそうでした。

屋根…大きいもんなあ…

本当にお疲れ様でした。