

当院(夫)がお参りし出仕させていただきました。
私もこちらのお寺で2年前の報恩講に「出仕デビュー」しました

私は送り迎えをしながらお参りし、法話を聞きました。
他のお寺の行事に行くことはなかなかないのですが、報恩講は聖人の法要なのでお参りさせていただいてもいいし、今の准坊守の立場なら何でもお聞きしやすいので、これからも機会を見つけて出かけようと思っています。
こちらのお寺のご法話は、
先日お話をお聞きしたばかりの草間先生。
お話の中で御自坊での新たな取り組みを2つお聞きしました。
一つは80歳以上対象の「お講サロン」
同朋会の方々が送迎し、設営されているようでした。
お参り、法話、お茶&おしゃべりタイム、お昼ご飯はカレー、お昼寝の後は体操・・・など、とても楽しそうです。
もう一つは「まるさんかくしかく塾」
こちらは知的しょうがいのある方がおいでになるようですが、こちらもまた楽しい集まりのようでした。
そして、この方々からも多くをいただいているというお話をお聞きしました。
お話のまとめでは親鸞聖人の人生で一番大事な出来事とは何か。親鸞聖人を一言であらわすとしたら・・・というお話になりました。
親鸞聖人は法然上人との出会いを
「建仁辛酉の暦(けんにんかのととりのれき)雑行(ぞうぎょう)を棄てて本願に帰す」というお言葉で表しています。
これこそが聖人にとって一番大事な出来事であり、聖人とは本願に帰依した方であると言えるのだと思います。
この法然上人との出会いを表した簡潔なお言葉は力強く、御光(みひかり)に照らされているなあといつも感じます。
先日の法話ではご自分のお寺の取り組みについてはお話はされていませんでしたが、
「お寺」の機能について見直され、みなさんが集まる事のできる場となるよう実践されているのだなあと感激しました。
なかなか思うようにできないことですが、草間先生のお寺も今日お参りしたお寺もご門徒さんと共に歩む場となっているなあと感じました。
こちらの坊守様とは親しくさせていただいて、色々教えて頂いたり、前向きに取り組む姿勢にはいつも頭が下がります。
世話人のみなさんも進んでお参りされ、参詣者も多かったです。
当院のお迎えの時は、息子と一緒にお参りさせていただきました。
息子には機会があればできるだけいろんなお寺に行って、
いろんなことを感じ取ってきてほしいなと願っています。
息子は・・・色々と興味深そうに見ていました

私の大好きな風情ある鐘突堂・・・

ここも素敵な中庭の池

本堂に「御俗姓」の御文のコピーがあったのでいただいてきました。
そういうものが置いてあったり、
お勤めの時は真四句目下の青本が配られたり、
みなさんの意識も高いな~と感心しました。