最近、慌ただしく日々が過ぎて行く。
上手くいかないことや、反対に良いと思えること、様々な事がこれでもかと言うくらいに起こる。

その都度、心を乱しては、何事も無いように振る舞いってみるものの、何かスッキリしないまま更に次の問題が起こり、小さなストレスが重なりあってジワジワと心を締めつける。

いよいよストレスがピークになりそうな時は、1人で映像館に行くことにしている。
 

今日もそんな感じで、映画館へ。


ジブリ映画にするかトムクルーズにするか?

気分は癒されたいと云うことで、ジブリ映画にすることに。

「思い出のマーニー」
よく筋書きも知らないままフラッと中へ。

アンナとマーニー
2人の少女のひと夏の思い出のお話しは、夢と現実、現在と過去、何が真実なのか頭の中がぐるぐるとかき回され、次第にドラマの中に引き込まれて行く。

自分の事が嫌いだったアンナが、田舎の自然と優しい人たちと触れ合い、マーニーとの出会いの中で成長して行く。
最後の謎解きまで、いろんな事を考えさせられた。

私は、この映画と出会う運命だったんだなと思える映画だった。

アンナは幼女として施設から貰われて行った子。実は私も、赤ちゃんの頃に養子に貰われた身。

自分は本当の子じゃなく、家族も親戚も他人と知ったあの日。


この世でたった1人っきり。
誰も血縁者が居ない、他人の家の中で暮らす事をどう受け止めたら良いのか。
私も味わった孤独感。

しかし、私は映画のアンナのように悲しんだり、人を恨んだり、自分を見失ったりはしなかった。

なぜか?

私には、友達がいた。
そのおかげで自分を無くさずにいれたと思う。

現実では、映画やドラマのように、メソメソしていることは出来なかったし、
今から思うと、自分って意外と打たれ強いのかなとも。

しかし、本当の所は、良い親に育てて貰ったから、ぐれたりしなかったんだろう。
不良になる、そんな発想も出来ず、勇気も無かったのかもしれない。
しかし、友の存在と丹波の自然がそれをさせなかったのかな。

育ててくれた両親は今はもう居ないが、愛さていたんだなぁと、この歳になって心から思える。


映画では、アンナがやっと自分を取り戻すにも、マーニーと云う友が必要だった。

ネタバレになっちゃうからこれ位にしとかなきゃね。

どちらにしても丹波の自然の中で育って良かった。
今の支えになっているのは、そんな田舎で育った子ども時代だ。

とにかく、良い映画だった。
宮崎駿さんが、次のジブリは米林宏昌に任せたと云うのもなんか分かる。

やらなきゃいけないことは、まだまだ山積だけど、少し心が軽くなったような気がする。

正直
人間って怖いけど、
生きるってしんどいけど、
毎日逃げきるので必死だけど、、、

人間を好きになってみよう、
他人を信じてみよう、
自分を好きになってみよう、、、

感動はその先にきっとあると信じたい。

今年もインカレが近づいている。
熱い夏の闘いはすぐそこに。

Go Mukogawa Go❗️
明日も暑い一日かな。
ガンバ  p(^_^)q


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