先日の日曜日、
武庫川女子大学で女子6大学体操競技大会が開催されました。
この大会は今回で３５回めとなり、
35年間続いてきた伝統ある大会です。
私が大学生の時、
部員数も４５０人と大所帯だった日体大では実力はあるけど試合に出られない選手が沢山いました。
これらの学生に学校の代表として試合をするチャンスを与えて欲しいと、
当時の監督の松田治広先生（東京オリンピックで跳馬のヤマシタトビで有名)、千葉吟子先生、坂佳代子先生にお願いして新しい試合を作っていただきました。
第1回大会は日体大で開催し、武庫川女子大学、国士舘大学、中京大学を迎えて4大学でスタートしました。
当時の日体大の学生コーチだった私は、日体大のチームリーダーとして参加し、団体と個人総合で優勝したことを今も良く覚えています。
その後4大学で各大学を持ち回りで試合を担当し、第2回大会は武庫川女子大学で行われています。
この試合を通して始めて武庫川女子大学を知ったのでした。
あれから35年が経過し、
今ではその武庫川女子大学の体操部の部長としてお迎えする立場になろうとはその当時は夢にも思わなかったでしょうね。
この間に日体大が火災で体育館を失うという悲しい出来事があり、
我々の想い出も消えてしまうと言う事態に随分落ち込んだものです。
しかし、日体大に素晴らしい体育館が完成し、参加校も6大学に増え、
記念大会として男女同時開催で5年間は日体大で開催することとなりました。
ところが、東北大震災が起こり、参加校の一つである仙台大学が被害を受けてしまうことに。
このため開催が危ぶまれましたが、逆に激励を込めて仙台で大会を開き元気づけたらどうかと言う声があがり、
インカレも仙台で行い、同時にこの大会もその時期に仙台で行えば良いんじゃないかとトントンと話が進んで行きました。
ここで、男子から新しい提案がありました。
それは、この大会を発展させて、多くの大学に門戸を開き、全日本大学選抜体操競技選手権大会として開催するというもの。
女子も一緒に動けるか検討しました。
これまで家族的な雰囲気の中で、
暖かい思いやりのある大会にしようと、学生の手作りで試合を続けて来たこの大会にしかない教育的な意義も大きいとも考えました。
普段は選手として大会に参加するだけの学生にとって、
裏方として試合を作り支える経験をすることは、
いつもは何不自由なく試合が出来る環境をもらえているのは多くの人の努力や準備があって初めて成り立っていることを知る良い機会です。
今回に大会も、大学生だけでなくジュニアクラブの子供達にも役員をしてもらいました。
初めて審判会議に参加し、審判員が試合前に公平に審判すると宣誓をしている場に立ち会い、新鮮な驚きと共に感心していました。
そんな事も考えながら、結局男子とは道を違えることになりましたが、元の形の各校持ち回りで開催する道を選択しました。
さて、久々の武庫川女子大学開催となった今大会。
4年生が全ての準備を仕切ることとし、引退まで最後のリーダーシップを発揮して貰うことにしました。
大会要項の作成や発送から、会場設営、大会運営、レセプションの運営や準備、大会の会議（審判会議、監督会場など)運営、プログラムの作成、宿泊手配、食事の手配、下級生の仕事分担と指導などなど。
これと並行して、学生連盟の委員会長やクラブの主務を務めてきた4年生が今回は選手として参加し、引退試合をやるということになったにですから大変です。
インカレではチームで活躍したレギュラー選手たちが今度は裏方に回り、大会運営に大わらわです。
門に立って案内誘導をしたかと思えば、司会をしたり、歓迎のパフォーマンスをやったり、もう一人なん役もこなしてくれました。
試合の会場記録や速報、式典表彰には関西学生連盟も協力してくれ、スムーズに試合を運営できました。
我々も監督懇親会や来年からの運営会議や宿泊先での接待も含め、他大学から来られた先生方に気分良く過ごしていただくことに心をさきました。
武庫川女子大学らしい想い出をと、
表彰には新しく「エレガンス賞」「Eスコア賞」「着ピタ賞」を設けました。
メダルは最高のものを用意し、国際大会で頂けるレベルに。
最後には、今回は最も印象に残った選手に監督から「監督賞」を贈っていただく企画も。
武庫川女子大学は、学連で頑張り、今回引退の小野静香に贈りました。
監督賞を渡す時は、こちらもウルウルして2人で泣きながら握手ということに。
兎に角、
ここ数日の頑張りは各大学の皆さんに届いた様です。
みんなの歓迎する気持ちやいい試合にしたいという思いがしっかりと出来たと思います。
今回の経験は、必ず来季に武庫川女子大学体操部を良い方向へ運んでくれると確信しました。
本当にみんなありがとう。
そして、お疲れ様でした。
特に4年生よく頑張りました。
ありがとう。
さあ、新役員も発表し、新しい武庫川女子大学体操部が火曜日から始まります。
主将 丸田ゆか
副主将 瀧口えりな 荒川真衣
主務 山本明日香
副主務 鷹野陽
学生コーチ 上原泉
学連 山田まりこ 植田さき
さあ、歩き出しましょう！
頑張れ武庫川＼(^o^)／
武庫川女子大学で女子6大学体操競技大会が開催されました。
この大会は今回で３５回めとなり、
35年間続いてきた伝統ある大会です。
私が大学生の時、
部員数も４５０人と大所帯だった日体大では実力はあるけど試合に出られない選手が沢山いました。
これらの学生に学校の代表として試合をするチャンスを与えて欲しいと、
当時の監督の松田治広先生（東京オリンピックで跳馬のヤマシタトビで有名)、千葉吟子先生、坂佳代子先生にお願いして新しい試合を作っていただきました。
第1回大会は日体大で開催し、武庫川女子大学、国士舘大学、中京大学を迎えて4大学でスタートしました。
当時の日体大の学生コーチだった私は、日体大のチームリーダーとして参加し、団体と個人総合で優勝したことを今も良く覚えています。
その後4大学で各大学を持ち回りで試合を担当し、第2回大会は武庫川女子大学で行われています。
この試合を通して始めて武庫川女子大学を知ったのでした。
あれから35年が経過し、
今ではその武庫川女子大学の体操部の部長としてお迎えする立場になろうとはその当時は夢にも思わなかったでしょうね。
この間に日体大が火災で体育館を失うという悲しい出来事があり、
我々の想い出も消えてしまうと言う事態に随分落ち込んだものです。
しかし、日体大に素晴らしい体育館が完成し、参加校も6大学に増え、
記念大会として男女同時開催で5年間は日体大で開催することとなりました。
ところが、東北大震災が起こり、参加校の一つである仙台大学が被害を受けてしまうことに。
このため開催が危ぶまれましたが、逆に激励を込めて仙台で大会を開き元気づけたらどうかと言う声があがり、
インカレも仙台で行い、同時にこの大会もその時期に仙台で行えば良いんじゃないかとトントンと話が進んで行きました。
ここで、男子から新しい提案がありました。
それは、この大会を発展させて、多くの大学に門戸を開き、全日本大学選抜体操競技選手権大会として開催するというもの。
女子も一緒に動けるか検討しました。
これまで家族的な雰囲気の中で、
暖かい思いやりのある大会にしようと、学生の手作りで試合を続けて来たこの大会にしかない教育的な意義も大きいとも考えました。
普段は選手として大会に参加するだけの学生にとって、
裏方として試合を作り支える経験をすることは、
いつもは何不自由なく試合が出来る環境をもらえているのは多くの人の努力や準備があって初めて成り立っていることを知る良い機会です。
今回に大会も、大学生だけでなくジュニアクラブの子供達にも役員をしてもらいました。
初めて審判会議に参加し、審判員が試合前に公平に審判すると宣誓をしている場に立ち会い、新鮮な驚きと共に感心していました。
そんな事も考えながら、結局男子とは道を違えることになりましたが、元の形の各校持ち回りで開催する道を選択しました。
さて、久々の武庫川女子大学開催となった今大会。
4年生が全ての準備を仕切ることとし、引退まで最後のリーダーシップを発揮して貰うことにしました。
大会要項の作成や発送から、会場設営、大会運営、レセプションの運営や準備、大会の会議（審判会議、監督会場など)運営、プログラムの作成、宿泊手配、食事の手配、下級生の仕事分担と指導などなど。
これと並行して、学生連盟の委員会長やクラブの主務を務めてきた4年生が今回は選手として参加し、引退試合をやるということになったにですから大変です。
インカレではチームで活躍したレギュラー選手たちが今度は裏方に回り、大会運営に大わらわです。
門に立って案内誘導をしたかと思えば、司会をしたり、歓迎のパフォーマンスをやったり、もう一人なん役もこなしてくれました。
試合の会場記録や速報、式典表彰には関西学生連盟も協力してくれ、スムーズに試合を運営できました。
我々も監督懇親会や来年からの運営会議や宿泊先での接待も含め、他大学から来られた先生方に気分良く過ごしていただくことに心をさきました。
武庫川女子大学らしい想い出をと、
表彰には新しく「エレガンス賞」「Eスコア賞」「着ピタ賞」を設けました。
メダルは最高のものを用意し、国際大会で頂けるレベルに。
最後には、今回は最も印象に残った選手に監督から「監督賞」を贈っていただく企画も。
武庫川女子大学は、学連で頑張り、今回引退の小野静香に贈りました。
監督賞を渡す時は、こちらもウルウルして2人で泣きながら握手ということに。
兎に角、
ここ数日の頑張りは各大学の皆さんに届いた様です。
みんなの歓迎する気持ちやいい試合にしたいという思いがしっかりと出来たと思います。
今回の経験は、必ず来季に武庫川女子大学体操部を良い方向へ運んでくれると確信しました。
本当にみんなありがとう。
そして、お疲れ様でした。
特に4年生よく頑張りました。
ありがとう。
さあ、新役員も発表し、新しい武庫川女子大学体操部が火曜日から始まります。
主将 丸田ゆか
副主将 瀧口えりな 荒川真衣
主務 山本明日香
副主務 鷹野陽
学生コーチ 上原泉
学連 山田まりこ 植田さき
さあ、歩き出しましょう！
頑張れ武庫川＼(^o^)／
