今日は明日香の試合だった。
午前中は大学で練習を見てから大阪へ。

ここんとこ毎日、マイと明日香の床の曲探しでいろんな曲を聞きまくりで、
朝起きたら聞き、車で聞き、体育館で聞くんだけどなかなかいい曲と出会わない。

振り付けの日は決まっているのに曲が無くては始まらない。

そんなこんなで、バタバタとしながら、高校生には昨日の試合の反省練習をさせ、大学生は1本通し、ジュニアは通常練習をする。

練習が終わるのを待たずに、安藤先生と都に練習を預けて、
亜衣と瞳、奏を載せて、いざ会場へと向かう。

肩の痛みを訴えていた明日香だが、
何とかいけそうなので試合に参加することにした。
流石に近畿の最終班は強い連中ばかりで、その中に入ると明日香の弱さがはっきりと見えてくる。

それでも、今やれることを頑張ろうと決める。
跳馬のから始まった試合は、
一本目抱え込み転回前宙はまあまあで着地の先取りがやや早すぎて後ろに軽く一歩。
二本目は屈身前宙で肩のせいか尻もち。

平行棒は痛みに耐えて辛うじて通すが、姿勢欠点と倒立不十分で全く点数が出ない。
平均台は頑張ってベストに近い感じで通すが、おりで前のめりになり、低い着地で前に一歩。

床は二本のダブルはOKだが、やはり捻りが下手で、最終タンブリングはイマイチ。

こんな感じで無事に終了しました。
最初は棄権しようか迷っていた割には何とか試合が出来て良かった。
でも、すぐに医者に見せようとトレーナーとも相談した。

他校の状態だが、大阪の層の厚さには感心した。
優勝の羽衣、2位の四天王寺、相愛、信愛、どの学校も強い。
個人もしかり。
これに京都ジャンピングが加わると、
全日本選手権のレベルだ。

平行棒のシート系や平均台の体操系、床と跳馬のパワー。
どれをとってもうちの選手は見劣りする。
じーっと観察しながら勉強の一日だったかな。

でも、これは諦めではなく、
逆に追いつく意欲がある証拠でもある。
今に見ておけ、この仲間に入るからなと云う思いである。

観客席には各大学の先生が遠く全国からリクルートに来ておられたが、
こちらも勧誘しなければいけない立場だが、高校生が参加しているから試合に集中しなければならない。
横目で選手勧誘を見ながら、試合後ようやく少し話しが出来た位だったかな。

選手たちの進路はこの時期にもうほぼ決まってくる。
勧誘合戦はこの時期よりもっと前、高校入学時やそれ以前に遡っている。
これまでのお付き合いの度合いが大切な訳で、時期にお願いしても今更という感じかも。

それでもお願いしまーすと、頭を下げてきました。
最後のお願いはインターハイと全日本ジュニアのみ。

幸い、優秀選手が武庫川に進学を決めてくれて、附属高校からも上がってくるから今年よりは戦力アップすることにはなりそうである。

大学生も練習を終えて試合見学に来て、母校の恩師やジュニアクラブのコーチや後輩と会えて嬉しそうだった。
そんな中、東京都国体予選に帰っていた花帆から報告の電話が入る。

声が弾んでいるので、結果は聞かなくても分かるくらい嬉しそう。
平均台の屈身ダブルおりは失敗したけど、後は良かったみたいで、代表に選ばれたと云う。
久々に故郷に戻り、仲間に会えて元気になった様子。
良かったね。

さあ、今月末には兵庫県の国体予選。
中学の試合も始まる。
ここからの毎日がとっても大事になるよ。
一歩一歩確実に不安を潰して行こう。
粘り強く取り組んで行こう。
明日はしっかりリフレッシュしましょう!

頑張れ武庫川‼
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