西日本インカレでの惨敗から3日め

コーチやトレーナーと何度も確認し、夏のインカレに向けて計画を立てた。

負けたくない。
何としても上にいきたい。
もう悔しい思いはしたくない。

では、どうしたらいいのか?
コーチや監督が上からメニューを与えてやらせることは容易い。
しかし、厳しいメニューや辛い練習を受身でやると怪我に繋がったり、
体操を嫌いになることもある。

体操への情熱に火をつけながら
敢えて自ら火の中に飛び込めるのか?

いくら自分でやると決めても、
本当の自分の限界は意外と分からないものである。
時には、他人に背中を押して貰うことも必要だ。

色んなことを考えながら決めたメニューがいよいよ昨日から始まった!

まず、6月は体力強化月間とした。
とことん身体を虐め抜く。

ノーアップ、即通し。
10分刻みでメニューが変わる。
次々に黙々とこなしていく

平均台は10分で6本通し×2
平行棒は前半3本、後半7本、通し1本
ゆかは通し1本、自分のタンブリング4本をインターバルで3回

ここまでを1時間半でやる。
いきなりミスが出る。
涙が出る。
出来ない悔しさ
自分の不甲斐なさに腹が立つ
動かない足を拳で叩くものも

額は汗でびっしょりだ!

何度も止めたくなる
平均台から落下すると力が入らずに膝が抜ける

体操競技は他のスポーツとは異なる性格を持つ

疲れたら休めばいいとはならない。
もしも途中でやめれば、頭から落ちて死ぬかもしれない。

集中力と疲労感のせめぎ合い
その中で生と死が交錯する。

そんな過酷な競技なのである

自分の弱さと闘いながら、
技が出来るかを冷静に判断する能力が求められる。

たった90分の闘いだが、
初日の壁は結構高かったようだ。


こんな練習もうやめたいか?

逃げたくない!
嫌だ!

頭と顔から湯気が噴き出す顔から
鋭い眼差しがあった。

もう少し継続してみような。


昨年もこんな同様の光景があった。
結果は試練を乗り越えた選手が知っている。


もう一度去年の練習ノートを開いてみよう!

きっと、そこには自分との闘いに勝利したあなたの足跡がしっかりと書かれているでしょう。

さあ、後戻りは出来ません。
しっかりと見届けるから
ゴールまで突っ走れ!

頑張れ武庫川 ‼











iPhoneからの投稿