糖質制限は短期間でのダイエットが期待できるなどのメリットを持つ一方で、次の2つのデメリットも生じることが想定されます。

  • 脳のエネルギー不足

  • リバウンドしやすくなる

脳のエネルギー不足

過度な糖質制限を実行した場合、脳のエネルギー不足を招く可能性があります。

  • 集中力の低下

  • 思考能力が減退する

  • イライラしやすくなる

  • 疲労感

  • やる気が起こらない

  • 落ち込みやすくなる

仕事や学業はもちろんのこと、日常生活に支障をきたすようならそれこそ本末転倒です。 糖質制限を行う際には、身体に無理のない形で取り組むことをおすすめ。

リバウンドしやすくなる

糖質制限によって摂取エネルギーが少なめの状態に慣れた身体は、基礎代謝を抑えることで生命活動のバランスを取る方向に舵を切ります。
わかりやすく言うと、リバウンドのリスクが高まるということです。

日常的に軽めの運動を習慣化することが筋肉量の低下を抑え、リバウンドのリスクを防ぐことにつながります。
できるだけエスカレーターやエレベーターでなく階段を使う、などから始めていくと良いかもしれませんよ。

糖質制限で得られる2つのメリット


糖質制限で得られるメリットとして、次の2つがあげられます。

  • 短期間で体重が落ちやすい

  • 好きな食べ物を(比較的)我慢せずに済む

短期間で体重が落ちやすい

ダイエットの基本は、摂取カロリー<消費カロリーです。
糖質はカロリーに結びつくため、糖質制限を行うことで体重を減らす方向に導きます。

特にお米やパン、パスタや麺類などを食べる量が多い方ほど、目に見える結果となって現れやすいかもしれません。

好きな食べ物を(比較的)我慢せずに済む!

糖質制限が注目を集めた理由として、好きな食べ物を我慢せずに済む点があげられます。
糖質を豊富に含むお米やパンなどを減らす一方で、肉類や魚介類、野菜や豆類にてタンパク質やビタミン、ミネラルを摂取して栄養バランスを整えるのが基本です。

スイーツやおやつに関しては、低糖質のタイプを選ぶことで、甘味不足に悩まされることが少なくなるかもしれませんよ。