皆さんは「ダイエット食材」と聞けば、どのような食べ物をイメージされますか?

カロリーが低い野菜、脂肪分が少ないささみなど、味気ない食べ物をイメージする方が多いかもしれません。しかし、それら一辺倒の食事ではダイエットを継続することは難しいですよね。

今回はダイエット向きの食材、ダイエットに向いていない食材をあらゆる観点から解説していきます。

ダイエット向きかどうかを見分ける方法

まず、ダイエットに向いている食材であるかどうかを見極めときに基本となるポイントは以下の2つになります。

・糖質量

・脂質量

これら2つが多いものは基本的にダイエットには向きませんよ。

近年は「糖質制限ダイエット」が流行しているように、糖質が少ない=太りにくいという認識が広まっています。実際、糖質は活動エネルギーとして消費できない場合は脂肪になるので、ダイエット中は糖質量を抑えるのがベターと言えますね。

総合的な観点でダイエット向きかどうかを判断しよう

また糖質量と脂質量だけでなく、以下のような食材もダイエット向きと言えます。

・脂肪燃焼を促進する(代謝が上がる)

・整腸作用がある

例えば、ココナッツオイルは脂質量が多い(カロリーが高い)ですが、脂肪燃焼の効果を期待できるため、ダイエット向きの食材と言えます。

このように、単に糖質量、脂質量だけをみるのではなく、総合的な観点でダイエットに向いている食材かどうかを判断することが大切です。

糖質量&脂質量の観点以外でおすすめのダイエット食材

先述したように、ダイエット食材は糖質量や脂質量だけを見るのではなく、総合的な観点で判断するのが賢明ですね。

脂肪燃焼を促進する食材

以下の食材は、脂肪の燃焼を促進する、または代謝を上げてくれる効果を期待できますよ。

・赤身の肉 ⇒ 脂肪燃焼を促してくれる「カルニチン」が含まれている

・玉ねぎ ⇒ 新陳代謝を促す「硫酸アリル」が豊富でデトックス効果がある

・唐辛子 ⇒ 「カプサイシン」が中枢神経を刺激して、エネルギー代謝を活発にしてくれる

・りんご ⇒ 内臓脂肪を減らしてくれる「ポリフェノール」が含まれている

上記は一例ですが、総じてタンパク質が豊富な食べ物は、代謝に大きく関わる筋肉をつくる材料になるので意識的に摂取するといいでしょう。

整腸作用がある食べ物

「腸内に悪玉菌が多いと瘦せにくい」と言われているように、腸内環境を整えることはダイエットを成功させる上では欠かせませんよ。

腸内環境を整えるために、以下の食材がおすすめ。

・キムチ ⇒ 善玉菌の一種である乳酸菌が腸内細菌のバランスを整える

・納豆 ⇒ 納豆菌は胃酸に強く、大腸まで届いて善玉菌を活性化させる

・きのこ ⇒ 食物繊維が豊富であり、腸内細菌の種類を増やす作用がある

・ヨーグルト ⇒ ガセリ菌、ビフィズス菌など、様々な乳酸菌が含まれている

キムチや納豆などの発酵食品、きのこや根菜などの食物繊維が多い食材は日常的に食べるように心掛けていきましょう。