日曜日に終わったおまつりに、
気になる中学1年生の男の子を
お手伝いに来ないかと誘った私。
朝の9時から夜の8時まで
恐ろしく長いハードな時間を、彼は
遊ぶことなく、しっかりとこなしていた!
先々を見越して動いてくれるのもいいね!
気がつくんだけれど、まだまだ子どもだからね、
気が回りすぎるのか、「おい!それはまだまだ」
なんてシーンもいっぱいあった。
でもさ、そういう大人や他の学生たちとの
交流を通して、彼が人とのかかわりと言うものを
学んでくれたらいいなって思いながら見ていたよ。
彼はね、人との関係を築くのが難しいのね。
それは彼の言動にも関係しているんだけれど、
気を引きたくてやることが、
逆に人を傷つけちゃったりしてね。
小学1年生の頃から良く知ってる子だからこそ、
私たち地域にできることがあると思う。
私は地域に関わりすぎるくらい関わってきた
けれどね、自分の役割がそこにあったんだね・・
必然だったんだっておもう。
気になる子をおまつりなどに誘って
たくさんの人と接し、達成感を共有させる
ことができる。
小学校のパトロールなどのボランティアを通して
子どもの様子を把握できるから
気になる子をずっと見守り続けることが
できるしね♪
これからも地域にかかわり、問題を抱えていそうな
気になる子どもを巻き込み、
彼らのソーシャルスキルの手助けができれば
いいなって思っているよ~。
さてさて、私の反省点・・・
おまつりの最後に校庭でまだ
遊ぶ子どもたちを帰すために、
トラメガ持って「校庭で遊んでいる
子どもたちにお願いします。
外も暗くなってきたので、早く
帰りましょう。校庭では片付けも
始まっているので、走り回っていると
危険です。すぐに帰りましょう」って
アナウンスをしていたら、
その中学生が「やりたい」って言う。
性格的に乱暴な言葉を使うだろうなって
思ったので
「いいか、丁寧な言葉で
お願いするように話すんだよ」って
言ってトラメガ渡したら・・・
トラメガ持って子どもたちのほうへ走りながら
「おまえら~~~早くかえれ~~~!」って(笑)
あちゃ~~~!!
内心笑っちゃった・・もう予想通り。
「そういう言葉使いじゃだめだよ。
優しく丁寧に」としか伝えられず・・
また「危ないから、お前ら遊ぶな!」って
また・・・(笑)
「もういいや。そういう言葉使いじゃ
だめなんだな~」ってトラメガを
取り上げちゃった・・・
こっちもあまり余裕がなかったんだけれど、
今になって思うとさ、
もう少し丁寧に指導してあげればよかった。
どんな言葉を使うのか、
きちんと例を挙げて教えてあげるべきだったな~
そしてね、きっと彼は子どもたちよりも
年長だから、少し得意げになった気持ちも
あったと思うの。
そこのところももう少し教えてあげれば
よかったな~~~。
人を動かすには、どうしたらいいか。
人にお願いするときには、どういう態度を
取るべきか・・・
きっと彼のリーダーの資質が左右されてくるはず
だったのに、私はそこまでできなかったな~
今度お化け屋敷のおまつりもあるし、
誘ってみるかな。
また来年、このおまつりにも
お手伝いに来てもらえれば、
そういうところをしっかりフォローして
あげよう。
私のとっても良いお勉強になりましたよ。
地域で育てるって
我が区の教育長の打ち出した
教育ビジョンだけれど、
まさしくこういうことなんだろうな~って
思うよ~~!!