今日は近隣の高校の防災訓練のお手伝い。
私は防災ボランティアの男性とペアになり、
14人の高校生と一緒に近くの公園に
仮説トイレの設置の訓練に行きました~!!
この男性がなんだか最初胡散臭い感じがして
どうなのよ~~~ってちょっと不信感を抱いていた私。
が・・・高校生と出発する前に彼が子どもたちに
「これからの30年で東京にマグニチュード7以上の
大地震が来る確立は80パーセントです。
君たちは確実に生きている間に経験する災害です!」って
子どもたちの気持ちを一気にひきつけました~!
公園に行くまでの間にも
危険な箇所、町で大地震にあったとき
避難するのに最適だと思われる場所、
火災が起こったときに、消防署は絶対来ない、
そのときにどうしたらいいのか?
町にある消火栓を利用して、消火するのは
あなたたちの役目だって。
公園では3人から4人のグループに別れ、
仮設トイレを子どもたちだけで組み立てます!
区の職員の人から
仮設トイレの収納されている場所を聞き、
彼らで運び出し、設置し始めました~!
リーダーを決めておいたので、
自然とリーダーが説明書を読みながら、
みんなを動かしていく様は見事でしたね~。
あの防災ボランティアのあの男性の
導入と、適切な指導が効果を発揮しましたね!
みんな一生懸命。
ただ、設置するだけじゃ勉強にならないから、
「ねえ、今さすごく力が必要だったでしょ?
そういうのって、もしお年寄りしかいなくて
組み立てるってできるかな?」とか
考えながら作業ができるようにフォローしました。
組み立てが終わった後、
テントがコンクリートなので、固定ができない・・
「これ、風吹いたらやばくね?」って揺らしてる。
「じゃぁどうしたらいいかな?」って聞くと
「う~~~ん・・・」くいをつなげて土のある場所まで
引っ張る~~」
うふふ・・・
「災害時はさ、あるもので対応しないとできないから、
ここ公園で砂があるし、
ビニールの袋に砂詰めておもりにしたらどう?」
「ああ!そうだね!!」ってみんな感心する。
災害に対するちょっとした知識があるとないとは
ぜんぜん違うものね~~~!!
みんながんばった~~!!
学校に帰って、防災ボランティアの男性が言いました。
「今日、家に帰って、寝たときに
頭に何か落ちてこないかどうか、確認してください。
何か落ちてきそうなものがあったら、どけてください。
災害時、怪我をしないこと!これが基本です。
怪我をしたら動けないし、人を助けるなんて
こともできません!!
僕は災害時のときの救命の処置を病院で
勉強したことがあるんですが、そのときに
お医者さんが言いました。
たくさんのけが人であふれた場合、
歩ける人間は連れてくるなって言うんです。
たとえ、腕がなくなっていたとしても、
歩けるなら、自分で止血してなんとかしろ!!
そういう世界になるそうです。
トリアージといって、優先順位が
札の色によって決められていくわけですが、
腕がない程度の怪我は、後回しは確実です。
そのとき、止血を覚えていれば、
助けられるんです。みなさん、
上級救命講習を受けることを僕は勧めますよ」って
し~~んってなってました・・・
今日勉強したことは、
地元に戻ったときに必ず役立つときがある。
若い人ががんばるしかない!
知識があるのとないのとではまったく違うよね。
災害時、いいリーダーになること、期待していますよ~!
今日は私もいい勉強になりました!!
3月11日の大震災の後、
二日後に現地入りしたという、
防災ボランティアの男性の話・・・
トイレ事情の話でしたが・・・
すさまじいものがありました・・・
人間、水や食料よりも
まず必要なのはトイレらしいです・・・
各家庭、非常時簡易トイレなど
用意しておいたほうがいいかもしれませんよ・・
便器にかぶせて使えるトイレなどは
重宝するようです・・・
水が使えない、
流せないって言うことを
頭に入れておかないとって・・・
ああ・・・そんなことが起こらないことが
一番だけど・・・
いつかくるんだね~~。