2009年 下半期邦楽ベストチョイス! | 逆転裁判合同ブログ1号店

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逆転裁判の話題もそこそこにメイン管理者が任天堂への行きすぎた愛をぶちまけている痛いブログ。

今年一年の邦楽界は、結果として嵐の一年でしたね。
年間ランキング上位をも独占し、完全なる独壇場でした。

そんな邦楽に嵐が吹き荒れる一年から、
個人的年間ベストを振り返ってみる企画。
とは言っても、上半期で一度実施しているので、
今回は2009年7月~12月に発売された楽曲の中から
2009年下半期マイベストアルバム、ソングを選んでみました。
当然、自分が聴いた中からのチョイスです。あれこれ漏れもあるかと思います。
2009上半期邦楽ベストはこちら

基本的に、私はロックでありポップなものを最も好む傾向があります。
ただ売れ線の曲を作り、その時代に媚びるものも決して否定はしませんが、
そういうのは例に漏れず、数年後にワゴンセールで100円~売り捌かれる。
消費されるだけで、何も残らないのはやっぱり寂しい。

かと言って、作家性が強すぎて掴みが弱い曲も同じ。
その辺りは、ゲームでも同様の考えを持ってるんですよね。
ゲームは楽しけりゃいいんだけど、作り手の色も見たいですから。

それでは、どうぞ。

★アルバム部門
第1位: 世界のフラワーロード / 100s


100sの3rdアルバム。Vo中村一義の少年時代の原風景を元にしたコンセプト作品。
最初に聴いた時点で、ベストはこれで決まりかなと思いました。
自分にしか出来ないことをやりつつ、絶対にポップさを忘れない。流石です。

第2位: I Got Rhythm? / 大橋トリオ


大橋トリオのメジャー1stアルバム。
J-POPの臭いがなく、まるで洋楽アルバムのよう。

第3位: 月が昇れば / 斉藤和義


孤高の歌うたいと言えばこの人でしょう。
主に中高年の心に響くパワーのあるアルバムでした。

第4位: Twangs / GRAPEVINE


このバンドはやりたいことをとことんやっている。
売れ線とか、全然気にしてない感じがめっちゃします。
それが堪らなく良いんですよ。

第5位: Box Emotions / Superfly


抜群の歌唱力と内包されているポップセンスのバランスが好き。
確かにいそうでいなかった声ですよね。1stも良かったけど、今回もまた良し。
しかし、ストーンズのようなサウンドがこうも受け入れられるとは。

第6位: OOPARTS / the pillows


ピロウズの中でも、ちょっと軽快な部類だったけど何度でも聴けるアルバム。

第7位: paratroop / sleepy.ab


ポストロックですね。上半期にAPOGEEを選んだように、
こういう浮遊感のある和み系はやっぱり選びたくなる。

第8位: ETERNAL FLAME / Do As Infinity


最近、ネットにて同世代の歌い手さんが全盛期に至らないと指摘されてましたが、
だったらこのVo伴都美子さんはどうか。一つ聴けばわかるけど、明らかに凄みが増してます。
解散期間が、充電期間だったと思わされるくらいエネルギッシュなアルバム。

第9位: オーロラ / NICO Touches the Walls


このバンドはもっとブレイクしていくでしょうね。
ミスチルの桜井さんみたいな声・・・とは言われないとこまで行って欲しい。

第10位: トライアングル / Perfume


個性の強いシングル曲が浮いてる気はしたけど、良いアルバムでした。
でも個人的には、前作「GAME」の方が好きだったかな。

次点:電気グルーヴ、椎名林檎、ART-SCHOOL、VOLA & THE ORIENTAL MACHINE。


★シングル(曲単体)部門
第1位: Who's Dreaming Deep / winnie


男女混声のツインボーカルバンド。アルバムでは一曲ごとの明確な色付けが弱かった。
ただ、もう一押しのキャッチーさがあれば、絶対にヒットすると思います。
凄く好みのタイプのバンドだし、中でも特に気に入った曲をチョイスしときましょう。

第2位: fanfare / Mr.Children


ミスチルはポップであり、ロックな要素もある。
また、所謂”捨て曲”と聴き手が思っちゃうような曲がない。
だからこそ長年愛され続けられるバンドでいられるんでしょうね。

第3位: 雨上がりに見た幻 / the pillows


主観的な曲だけど好きなバンドのありのままの曲なので、よく聴きました。
雨上がりに見た幻とは、ハイブリッドレインボウのこと。

第4位: Around The Clock / Nothing’s Carved In Stone


読みは「ナッシングス カーブド イン ストーン」。元エルレガーデンの生形さんのバンド。

第5位: ヒーロー/明日へ / FUNKY MONKEY BABYS


ズームイン朝でPVをフル視聴して、ちょっと感動したので。

次点:KOKIAの「君をさがして」、電気グルーヴの「何枚だ?」、
    TOKYO No.1 SOUL SET + HALCALIの「今夜はブギー・バック」、東京事変の「能動的三分間」。

(さきお)