白牛舎の場所を訊いた青年が
場所を教えてくれた上に
資料館へ入館時間も
訊きに行ってくれた。
中から職員が出て来て
間も無く閉館だと
告げられた。
1月上旬ながら
もう水仙が咲き揃っていた。
以前来た時には
川の水が豊かで
川辺に人が下りていたけど
殆ど水が流れていなかった。
白牛たちは‥‥
ああ、もう牛舎の中かぁ。
残念。
ここ安房(あわ)地方の
嶺岡の地は
日本酪農発祥の地。
平安時代から
馬が放し飼いにされ
朝廷に納められていた。
この一帯は安房国守の
里見氏の牧場だったけれど
里見氏滅亡後
江戸幕府の直轄になった。
八代将軍吉宗は1728年
インド産と言われる
白牛(乳牛)3頭を
この地方で飼育。
牛乳の様々な効能を見出し
薬として用いた。
いたいた!
1頭は白いけど
もう1頭はグレーの体毛。
売店も閉店間近と思い
牛舎の隣の建物へと急ぐ。
期間限定でWebで
発行されている
ラブちば優待証を見せて
ソフトクリームの割引に
充てようとしたものの
「あーこれはウチじゃ使えないよ。」
と言われて
「ええ(゚ω゚)⁈」
「これは資料館のカップのアイスだよ」
そーなんだ⤵︎
「ウチのソフトクリーム美味しいよ。食べて行きなよ」
気さくな店員のおじさんに
勧められたものの
考えて見たら
山で日が遮られ肌寒く感じ
食べたら体が冷えるなぁと
躊躇したけど注文。
確かに美味しかった!
でも体が冷えた。
これから行く
この日のハイライトの場所を
おじさんと話して
狭い山道の運転に自信がなく
やめて帰ろうかとも
思ったけれど
せっかくだからと
背中を押されて行くことにした。
牛は牛舎に幕が下ろされ
もう見られず
ヤギたちにも会えなかったので
過去の写真から。