海芝浦を後にして
鶴見へ戻り
JR京浜東北.根岸線で
根岸駅で下車。

以前調べた時は
坂道を上って行くと
書いてあったし歌詞にも
🎵坂を上って きょうも
ひとり来てしまった🎵
とあるから。

でも

「この道が近道のようで」と

同行者に言われて

切り立った崖を見上げて

たじろいだ。


一見緩やかな階段に見えて

何度も曲がりくねってを

繰り返す。


途中何度も地元の

住人らしき人たちと

すれ違う。

住み慣れた彼らは

下りといえども

軽快に下りて行く。

本当にキツかった。

これまで上った

鎌倉の高台にある

どのカフェよりも

横浜のフランス山よりも。

(ユーミンは絶対

車で行ったハズ)


やっと上り終えると

間もなく見える

イルカの看板。


やっと長年の

念願が叶って

来ることが出来た。


店内に入ると

中央にバイクの展示。


1階には誰もおらず

店員に2階へと案内された。



螺旋状の階段を上って

上の階へ。

🎵

山手のドルフィンは
静かなレストラン
晴れた午後には遠く
三浦岬も見える🎵


うーん。

薄曇りだからか


それらしき景色は見えず。


工業地帯のような

景色が広がっていた。


着座してから

何度もユーミンの

「海を見ていた午後」が

流れていた。


どのテーブルにも

緑色のソーダ水が

置かれていた。


りんごのシブーストという

聞き慣れない名前の

デザートプレートと

私はアイスティーを。

彼女はソーダ水を注文した。


店員にソーダ水を注文すると

サービスでユーミンの曲を

かけてくれると聞いて納得。


ソーダ水が登場すると

静かにフルで

「海を見ていた午後」が

流れ出す。


お皿にチョコレートで

描かれたイルカの絵。

大満足の一皿。

アイスが嬉しい。

りんごのシブーストも

煮たりんごが入っていて

しっとりしていて

美味だった。


グラスの淵には

イルカを模した

オレンジ。

🎵

小さなアワも

恋のように

消えていった🎵


🎵

窓にほほを寄せて

カモメを追いかける

そんなあなたが

今も見える

テーブルごしに🎵


正直なところ

カモメは1羽も

見当たらず。


画像が粗いけど

貨物船‥‥なのかな?

そういえば

目の前の席の女性が

ソーダ水を掲げていた。


🎵ソーダ水の中を

貨物船が通る🎵

を試していたんだ。

きっと。


歌詞の舞台は山手だけれど

ここは隣の駅の根岸。

ひと駅違うだけで

見える景色も違う。




来た時には

気付かなかった

ウィンドウ越しの

イルカたち。


子供のイルカが愛らしい。


ユーミンの直筆サイン。


ここを訪れた

有名人のサイン入り

プレートが並ぶ。


立ち去る前に

もう一度見上げた。


終わった恋を

引きずって

思い出に生きる女性の

切ない失恋ソング。

56秒




横浜巡りはまだまだ続く。