新しい年を迎えて
以前からずっと気になっていた
場所へ最初のお出かけを。

木更津駅まで電車に乗って
そこからレンタカーで。
旅のお供は
TOYOTAのYARIS。
1年振り以上の運転に
ヒヤヒヤ、ドキドキ。

出掛けた先はいつもの地図の
赤い矢印が指す
青い三角形の辺り。


富津市にある東京湾観音。
高く聳え立つ
白亜の観音様。


両手には如意宝珠を抱き

世界平和を願って建立された

如意輪観音。


ここから胎内へと入る。


足を踏み入れてすぐの場所。


不動明王


同行観音




行かれる所まで

行ってみよう。

無理はやめよう。


でも緩やかな階段の

壁面には神仏が奉斎されていて

足を止めては手を合わせ

撮影していたせいか

息が上がることもなかった。


知恵と徳を司る文殊菩薩(左上)

今年の干支 卯年の守護神。

恵比寿様は唯一の日本の神様

(右上) 財福と繁栄を授けてくれる。

大国様(左下)は内手の小槌で

福と徳を授与。

天上界の四天王の一人

毘沙門(右下)は福と徳を授与。



アクリル板に反射する光が

まるで後光のように見える

慈悲深く理知第一の

長寿延命のご利益をくださる

普賢菩薩は辰年と巳年の

守護神でもある。


左上は芸事の上達を導く

水の女神、弁財天。

右上は長寿を授ける寿老人。

左下は南極星の化身、福禄寿。

右下は弥勒菩薩の化身、布袋尊。


地蔵尊(左上)、幸福へ導いてくれる

勢至菩薩(右上)

マリア菩薩(左下)

聖徳太子(右下)


そして東京湾観音。


顔つきが精悍。


最上階の20階。

息が上がることもなく

辿り着けた。

階段を登り終える頃

手摺越に外国人の母娘と

目が会い笑顔で挨拶し合う。

もういいかと階段を下りかけた。

すると母娘のお母さんに

「ノンノン」と言われ

何やら懸命に外国語で

訴えて引き止めて来た。


恐らくせっかくここまで

来たのだから記録帳に

記入してお守りを

頂いた方が良いと

言っているようだった。


「OK」と返すとにっこり笑って

場所を入れ替え

お互い笑顔で「バイバイ」と

手を振って別れた。


ノートをめくると

英語でメッセージが

記入されていた。

そしてロシア人ということも。

あれはロシア語訛りの強い

英語だったんだ。

神様の前では国籍なんて

関係ない。

グッドラック、素敵な人々。


外へ出ると眩しい青空。


見下ろすと

観音様の上半身の影。


穏やかな綺麗な海原。




左手は新舞子海岸。


右下は磯根崎海岸。

象牙色の砂浜も

海の色も美しい。

行ってみたいと強く思ったけど

ナビが反応せず

時間も足りず諦めた。


観音様から出て境内を見学。

ピンクのサザンカは満開。



空も海も身近に感じる特等席。



最後にもう一度見上げて

後にした。