大原駅の改札を出て、前方に見えた出店の人に祭礼の場所を訊き、教えて貰った方向を見ると、ムーミン列車が停車しているのが視界に入った。


いすみ鉄道に大原駅がある事を知らなかった。

動き出す前に、この一瞬を切り撮ろう。


陽射しにキラキラ光る、この時期だけの命の輝きをカメラに収めよう。


季節が通り過ぎても、写真の中の被写体は永遠に時が止まったまま。

汐ふみが終わって、神輿と多くのギャラリーが去った後。
祭礼中はこんな不安定な場所にたくさんの人がひしめいていた。

 荒々しい波の雄叫びとスプラッシュ。
弾け飛ぶ波の飛沫を、この一瞬のときめきを捉えよう。

堤防の上を歩行中、思いがけずずぶ濡れになった人々が何人もいた。


風と戯れ、ほとばしる波の感情を切り取ろう。

堤防の内側の海は別の顔。
はしゃぐ子供。
海水の感触を確かめる様に佇む家族。

見知らぬ人たちがただいるだけで絵になるのが不思議。
次の瞬間、人々は動きを変える。



子供の椰子の木が時に優しく、時に厳しい海を眺めながらこの場所でこれからも生きていく。
頑張れ!とエールを送って別れを告げた。











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