「大切なことは、ゴールをイメージすること」 | 地球一蹴、ちゃりんこ世界一周の旅 ー Rio Cycling Around The Earth

地球一蹴、ちゃりんこ世界一周の旅 ー Rio Cycling Around The Earth

2007年3月9日より 約9年をかけて157ヶ国155,502kmを走る。
I am traveling around the world, over 157 countries on a bicycle from 2007 to 2016.

★Around The World : 3,364 days    : 世界一周3,364日間  

☆160 countries : in Nagano, Japan.    : 160カ国目・現在地:日本 長野県  諏訪地方

★Total Distance 157,576 km                : 総走行距離:157,576km

 

 

日本人は「安全と安心」をお金で買い、アフリカ人は「権利」をお金で買う。

そして欧米人は「時間」をお金で買うという。

 

どうせ買うのなら、私は“安心”を買いたい。

 

贅沢を言えば、どれも“買う”のではなく、自分で“つくる”ことがしたい。


ただ、やはり現実的には仕事と家族と個人のバランスがまだまだうまく取れていない。

「大切なことは、ゴールをイメージすること」

グラバイキャンプでの柱の1つのメッセージ。

諏訪人にとって、諏訪湖の花火は夏の終わりを意味する。

次の日は、不思議と秋風になる。

気温や天候の意味する夏では、心の夏が過ぎ、気持ちは秋に向かう。

日本の二十四節気は素晴らしく、それを与えた日本の地形の恩恵は尊大すぎる。

 



そして、子供の成長は二十四節気よりももっと早く、細分化されて過ぎていく。

グラバイキャンプが終わり、夏輪は1歳を過ぎた。

 



帰ってくると、夏輪は独り立ちし始めた。

嬉しさと同時に、ほんの小さな寂しさが芽生えた。

彼女の成長の瞬間を見逃したことと、いつか我が愛子も私達のもとを巣立って独り歩きする。

自分がそうだったように。

冬がやってくる頃、きっと彼女は話し始める。

父として、今度はその瞬間を意識して今日も仕事する。

ゴールはイメージできている。

だからこそ、今日の価値も理解している。

夏の花火は、あなたの名前。

夏輪、生まれてきてくれて、今日もありがとう。